1級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
午後 ロ 問73
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 午後 ロ 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す利益図表において、ア〜ウに当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
- アの領域:利益 イの領域:損失 ウ:固定原価
- アの領域:利益 イの領域:損失 ウ:変動原価
- アの領域:損失 イの領域:利益 ウ:固定原価
- アの領域:損失 イの領域:利益 ウ:変動原価
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は【アの領域:損失 イの領域:利益 ウ:変動原価】です。
表を見ると、アの領域は出来高に対して、原価曲線が
上回っていて、損失であることがわかります。
反対に、損益分岐点の右側のイの領域が利益になります。
表の左端の原価曲線の始点までの値が固定原価(決まっている原価)
となり、【ウ】の原価曲線の振幅値が変動原価となります。
変動原価を低く抑えるほど、【イ】利益の領域が、大きくなることがわかります。
参考になった数21
この解説の修正を提案する
02
損益分岐点よりも施工出来高が少ない場合は損失が発生します。
損益分岐点よりも施工出来高が多い場合は利益が発生します。
費用は人件費などの固定原価があり、施工出来高の増加に対して材料費が増えることで、変動原価が増えます。
参考になった数8
この解説の修正を提案する
03
利益図表の問題です。
利益図表は、縦軸に工事総原価(y)、横軸に施工出来高(x)を表します。
工事総原価は、固定原価と変動原価の和で、図で原価曲線と書かれている直線で、y = B + a x で表されます。
図では、a x は、ウの部分で、変動原価を表します。B は、ウから下のx軸までの部分で、固定原価を表します。
y = x と y = B + a x の交点を P として、その出来高を xp とすれば、
施工出来高が xp 以上であれば利益となり、xp より下がると損失になります。
P点を損益分岐点と言います。
以上から、アのエリアは損失、イのエリアは利益と分かります。
×
アとイは逆で、ウは変動原価です。
×
アとイは逆で、ウは正しいです。
×
アとイは正しいですが、ウは変動原価です。
○
ア、イ、ウともに正解です。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問72)へ
令和元年度(2019年)問題一覧
次の問題(問74)へ