1級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
午後 ロ 問72

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 午後 ロ 問72 (訂正依頼・報告はこちら)

アロー形ネットワーク工程表に関する記述として、不適当なものはどれか。
  • 矢線は作業を示し、その長さは作業に要する時間を表す。
  • イベントに入ってくる矢線がすべて完了した後でないと、出る矢線は開始できない。
  • イベントは、作業と作業を結合する点であり、対象作業の開始点又は終了点である。
  • ダミーは、作業の相互関係を点線の矢線で表し、作業及び時間の要素は含まない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【1】です。

ネットワーク工程表の矢印は作業を表し、
作業日数は数字で表します。
長さは関係ないので、不適当です。

【2】【3】
イベント(結合点)は矢印(作業)の開始点または終了点を表し、
イベント順に番号をつけたりします。
入ってくる矢印が完了してないと、次の作業(矢印)はできません。

【4】
ダミーとは、問題通り、作業及び時間の要素は含まず、
例えば、同じイベントから作業日数の違う作業が、いくつかあった場合に、作業の相互関係を点線の矢線で表します。

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02

作業に要する時間と矢線に関係はありません。
作業に要する時間を所要日数といい、所要日数は矢線の下に書かれています。
作業に必要な日数のことをデュレーションとも言います。

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03

ネットワーク工程表に関する問題です。

選択肢1. 矢線は作業を示し、その長さは作業に要する時間を表す。

×

矢線はアクティビティと言い、作業活動・材料入手など時間を必要とする活動を示します。

矢印の長さが作業に要する時間を表しません。

「長さは作業に要する時間を表す」は誤りです。

選択肢2. イベントに入ってくる矢線がすべて完了した後でないと、出る矢線は開始できない。

矢線の次に来るのがイベントで、○で表します。イベントは作業が結合する点で、作業開始と作業の終了時点です。イベントには、複数のアクティビティが入ってくることがあり、それらが全て終了しないと(矢線で結ばれる)、出る矢線は開始できません。

選択肢3. イベントは、作業と作業を結合する点であり、対象作業の開始点又は終了点である。

イベントは作業が結合する点で、作業の開始時点と作業の終了時点を示します。

選択肢4. ダミーは、作業の相互関係を点線の矢線で表し、作業及び時間の要素は含まない。

ダミーは、点線の矢線で表し、架空の作業を表し、作業の前後関係だけを示します。作業や時間の要素は含まれず、時間は 0 として計算します。

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