1級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
午後 ロ 問71

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 午後 ロ 問71 (訂正依頼・報告はこちら)

工程表の特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • バーチャート工程表は、各作業の所要日数と日程がわかりやすい。
  • バーチャート工程表は、計画と実績の比較が容易である。
  • ガントチャート工程表は、全体工程に影響を与える作業がどれであるかがわかりやすい。
  • ガントチャート工程表は、現時点における達成度がわかりやすい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【ガントチャート工程表は、全体工程に影響を与える作業がどれであるかがわかりやすい。】です。

ガントチャート工程表とは、

縦方向に作業内容を書き、

横方向に出来高を%で表す工程表です。

ガントチャート工程表は、現時点における達成度がわかりやすい。】の現時点での達成度はわかりやすいですが、

作業相互の関係や日程・日数は不明で、

全体工程に影響をあたえる作業がどれか

わかりづらい為、【ガントチャート工程表は、全体工程に影響を与える作業がどれであるかがわかりやすい。】は不適当です。

選択肢1. バーチャート工程表は、各作業の所要日数と日程がわかりやすい。

バーチャート工程表とは、

縦方向に作業を書いてゆき、

横方向に、横方向に歴日をいれ、作業日を記入する工程表です。

日程や所要日数がわかりやすく、

小・中規模の工事では総合工程表として、よく使われています。

計画工程表に実績の作業日を記入してゆけば、

計画と実績の比較が容易ですが、

作業相互間の関係はわかりづらいです。

選択肢2. バーチャート工程表は、計画と実績の比較が容易である。

バーチャート工程表とは、

縦方向に作業を書いてゆき、

横方向に、横方向に歴日をいれ、作業日を記入する工程表です。

日程や所要日数がわかりやすく、

小・中規模の工事では総合工程表として、よく使われています。

計画工程表に実績の作業日を記入してゆけば、

計画と実績の比較が容易ですが、

作業相互間の関係はわかりづらいです。

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02

ガントチャート工程表の特徴は以下の通りです。
・各作業の進捗度合いがわかる
・関連作業はわからない
・全体工程への影響度合いはわからない

バーチャートの特徴は以下の通りです。
・計画と実績の比較が容易
・作業の日程と所要日数がわかりやすい
・作業間の関連性が表現しにくい

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03

バーチャート工程表とガントチャート工程表の特徴に関する問題です。

バーチャートは、横線式の工程表で、縦に作業名と項目を並べ、横軸に日程を表し、作業項目ごとに、着工日と完了日の計画を棒で書き入れ、毎日の進捗部分を塗りつぶして、工事進捗の度合が分かるようにしています。。

ガントチャートは、各作業の完了を100%として、縦に作業項目を並べ、横軸に達成度(%)を書き込む工程表です。

選択肢1. バーチャート工程表は、各作業の所要日数と日程がわかりやすい。

バーチャート工程表は、解説の通りですので、各作業の所要日数と日程が分かり易くできています。

選択肢2. バーチャート工程表は、計画と実績の比較が容易である。

工事項目の計画の棒に、実績が塗りつぶされるため、計画と実績の比較が容易にできます。

選択肢3. ガントチャート工程表は、全体工程に影響を与える作業がどれであるかがわかりやすい。

×

ガントチャートは、工事項目と今何%が終了したことしかわからないため、工程間のつながりは分からず、全体工程に影響を与える作業がどれかは判断できません。

「全体工程に影響を与える作業がどれであるかがわかりやすい」は誤りです。

選択肢4. ガントチャート工程表は、現時点における達成度がわかりやすい。

各工事項目がそれぞれ何%の実績になっているかが、すぐに分かるため、現時点における達成度が分かり易い長所があります。

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