1級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
午後 ロ 問74
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午後 ロ 問74 (訂正依頼・報告はこちら)
品質管理に用いられる図表に関する次の記述に該当する名称として、適当なものはどれか。
「データの範囲をいくつかの区間に分け、区間ごとのデータの数を柱状にして並べた図で、データのばらつきの状態が一目で分かる。」
「データの範囲をいくつかの区間に分け、区間ごとのデータの数を柱状にして並べた図で、データのばらつきの状態が一目で分かる。」
- 管理図
- パレート図
- ヒストグラム
- チェックシート
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この過去問の解説 (3件)
01
ヒストグラムとは、データの分布を示すことを目的とした棒グラフ状の図表です。
選択肢の他の図表について概述します。
1. 管理図とは、製品のバラツキが許容範囲内か異常なのかを把握するための図表であり、中央に製品の期待値・上下に管理限界線(UCL/LCL)を記したものです。
2. パレート図とは、棒グラフと、その累積を示す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフです。
4. チェックシートとは、事前に決めたチェックすべき項目をまとめ、簡単にチェックできるようにしたリストです。
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02
品質管理に用いられる図表に関する問題です。
×
管理図は、データをプロットし、プロット点を線で結んだ折れ線グラフとして表します。上下に、上限値と下限値を横線で表し、データが管理値を超えたかなどで、データの特性が管理できます。
問題文は、管理図ではありません。
×
パレート図は、不良品や故障などの発生件数場合によっては損失金額を、原因や現象別に分類して、左端から大きい順に並べ、棒グラフとした図です。それぞれの棒グラフの頂点の順に、左側からプロットして曲線で表します。
パレート図によって、不良項目で一番大きいもの、不良項目の順位、不良が全体で占める割合などが判別できます。
問題文は、パレート図ではありません。
〇
ヒストグラムは、長さのような計測データの分布を図に表したもので、縦軸に度数、横軸に計測値をもとに1つのデータの幅を決め、その幅を底辺に柱状図を作成します。柱状図の上下に管理上限値と管理下限値を規格値として表し、計量データの中から規格から外れたデータのばらつきなどの、分布状態を調べます。
以上から、問題文は、ヒストグラムです。
×
チェックシートは、不良数や欠点数などの計数値データを、分類項目ごとに集計し、整理したうえで分布を記入できるチェックシート図にデータを記入したものです。
チェックシートから、分布の判断ができ、特性要因図やヒストグラムと組み合わせて分析すれば、不良や欠点の原因調査ができます。
問題文は、チェックシートではありません。
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03
品質管理に用いられる図表に関する問題です。
✕ 誤りです。
管理図は、データの変動を管理する折れ線グラフです。
✕ 誤りです。
パレート図は、横軸に不適合項目、縦軸に件数をとった棒グラフです。
〇 正しいです。
問題文の説明は、ヒストグラムです。
✕ 誤りです。
チェックシートとは、検査結果、作業の点検結果などを分類項目別に集計し
判断しやすくした記録用紙のことです。
これらのグラフ等は、「品質管理(QC)七つ道具」といわれます。
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