1級電気工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)
午前 イ 問5

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 午前 イ 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

図に示すブロック線図の合成伝達関数Gを表す式として、正しいものはどれか。
問題文の画像
  • G = G1 + G2
  • G = G1 − G2
  • 解答選択肢の画像
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この過去問の解説 (4件)

01

本問題は、

ブロック線図のフィードバック信号であるため

等価変換すると

G=G1/(G+G1・G2)

となる。

A:(3)

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02

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。

周波数特性を表す伝達関数を周波数伝達関数と言います。

これはフィードバック信号であるため

等価変換すると

G=G1/(1+G1・G2)

になります

参考になった数12

03

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。

フィードバックのブロック線図から

XのG1入力点、X-G2×Y=X-G2Y

出力Y は、G1×(X-G2×Y)=G1X-G1G2Y

このことから出力Y=X・G1=G1(X-G2Y)

Y=G1X-G1G2Y

この式より伝達関数Y/Xを求めると

Y=G1X-G1G2Y

Y+G1G2Y=G1X

Y(1+G1G2)=G1X

Y/X=G1/1+G1G2

選択肢1. G = G1 + G2

上記説明より、誤りです。

選択肢2. G = G1 − G2

上記説明より、誤りです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

正解です。

選択肢4. 解答選択肢の画像

上記説明より、誤りです。

参考になった数10

04

伝達関数 G2 から、フィードバックされる信号は、G2 Y になります。

伝達関数 G1 に入る信号は、X-G2 Y です。

したがって、信号 Y は、 伝達関数 G1の出力となるため、

Y = G1 (X-G2 Y)

です。

Y = (G1/(1+ G1 G2)) × X

以上から、G1 と G2 の合成伝達関数は、

     G1

G = ――――――

   1 + G1 G2

選択肢1. G = G1 + G2

× 誤りです。

選択肢2. G = G1 − G2

× 誤りです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

〇 正解です。

選択肢4. 解答選択肢の画像

× 誤りです。

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