1級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問57 (午後 イ 問3)
問題文

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問題
1級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問57(午後 イ 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

- 6月の接地工事は、建築躯体基礎部の施工前に行った。
- 9月末における全体の実施出来高は約20%である。
- 10月末における全体の実施出来高が予定より下回っているのは、照明器具の取付が遅れていたためである。
- 11月末での照明器具取付工事の施工期間は、50%を超える予定である。
- 12月末には受電することが出来る予定である。
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この過去問の解説 (2件)
01
図に示すバーチャート工程表及び進度曲線に関する設問です。
適当です。
工程表の通り6月初旬に接地工事を行い、10日以降に基礎・躯体工事と読み取れます。
適当です。
実績曲線から9月末の出来高は約20%と読み取ることが出来ます。
適当です。
10月末時点の実施工程を読むと、照明設備工事は未着手となっています。
その他工種は予定通り実施されているため、10月末の出来高の遅れは、照明設備が遅れていることが原因と読み取ることが出来ます。
適当です。
照明設備の実施予定を見ると、11月末時点で半分以上実施する予定であることが読み取れます。
不適当です。
12月末では受電設備工事の施工が完了していない予定です。
よって、受電可能な日程は1月中旬以降であることが読み取れます。
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02
バーチャート工程表
概要: 横軸が時間、縦軸が作業項目。各作業の期間を棒グラフで示す。
用途: 全体の工期や各作業のスケジュールを視覚的に把握する。
長所: 作成が簡単でわかりやすい。
短所: 作業間のつながりや、遅れの影響がわかりにくい。
進度曲線
概要: 横軸が時間、縦軸が出来高の割合(%)のグラフ。S字型の曲線になることが多い。
用途: 計画(予定曲線)と実績(実績曲線)を比較し、工事の進捗状況を管理する。
長所: 計画に対する遅れや進みが一目でわかる。
短所: 詳細な作業ごとの管理には向いていない。
接地工事は、建築躯体の基礎が完成する前に実施するのが一般的です。
各時点での出来高の割合や施工期間の予定は、その時の計画や状況に応じて変動するものであり、単独の記述として不適切とは断定できません。
照明器具の取付工事は、10月20日から実施予定だったが、10月末の段階で未実施のため、実施出来高が予定より下回っている要因となります。
各時点での出来高の割合や施工期間の予定は、その時の計画や状況に応じて変動するものであり、
単独の記述として不適切とは断定できません。
受電設備工事は、1月15日まで実施予定なので、12月末時点で受電することができません。
よって、この選択肢が不適当となります。
工事出来高の遅れに関する要点
この解説は、工事の出来高が遅れる原因と、その記述の妥当性について説明しています。
不適切な記述:
「12月末には受電することが出来る予定である。」という記述。
これは不適切です。
なぜなら、受電設備工事は、1月15日まで実施予定であるため、受電はできる予定ではありません。
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