1級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問59 (午後 イ 問5)

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問題

1級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問59(午後 イ 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

ある照明器具5台の消費電力を測定したところ、測定順に、204,203,201,210,202(単位W)であった。
この場合の測定値の平均、測定値の中央値及び測定値の範囲の組合せとして、適当なものはどれか。
なお、用語は、「日本産業規格(JIS)」における「一般統計用語及び確率で用いられる用語」とする。
  • 平均:203  中央值:201  範囲:2
  • 平均:203  中央值:203  範囲:7
  • 平均:203  中央值:203  範囲:2
  • 平均:204  中央值:203  範囲:9
  • 平均:204  中央值:204  範囲:9

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この過去問の解説 (2件)

01

測定値の平均、測定値の中央値及び測定値の範囲の組合せに関する設問です。

選択肢1. 平均:203  中央值:201  範囲:2

不適当です。

平均値203→204

中央値201→203

範囲2→9

上記が正解となります。

選択肢2. 平均:203  中央值:203  範囲:7

不適当です。

平均値203→204

範囲7→9

上記が正解となります。

選択肢3. 平均:203  中央值:203  範囲:2

不適当です。

平均値203→204

範囲2→9

上記が正解となります。

選択肢4. 平均:204  中央值:203  範囲:9

適当です。

設問の通りの数値で正解となります。

選択肢5. 平均:204  中央值:204  範囲:9

不適当です。

中央値は204ではなく203となります。

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02

「日本産業規格(JIS)」における「一般統計用語及び確率で用いられる用語」

平均・・・平均値は、すべての測定値を合計し、その個数で割って求めます。

中央値・・・中央値は、測定値を小さい順に並べたときに中央にくる値です。

範囲・・・範囲は、測定値の最大値から最小値を引いて求めます。

選択肢1. 平均:203  中央值:201  範囲:2

不適当です。

選択肢2. 平均:203  中央值:203  範囲:7

不適当です。

選択肢3. 平均:203  中央值:203  範囲:2

不適当です。

選択肢4. 平均:204  中央值:203  範囲:9

1. 平均

 

平均値は、すべての測定値を合計し、その個数で割って求めます。

(204+203+201+210+202)÷5=1020÷5=204 W

 

2. 中央値

 

中央値は、測定値を小さい順に並べたときに中央にくる値です。

測定値を並び替えます: 201, 202, 203, 204, 210

この中で中央に位置するのは203 Wです。

 

3. 範囲

 

範囲は、測定値の最大値から最小値を引いて求めます。

最大値: 210 W

最小値: 201 W

範囲: 210−201=9 W

 

よってこの選択肢が正解となります。

選択肢5. 平均:204  中央值:204  範囲:9

不適当です。

まとめ

この問題は、与えられた5つの測定値(204, 203, 201, 210, 202 W)から、平均中央値範囲を正確に計算することが要点となります。

 

平均: 全ての値を合計し、その個数で割る。(204+203+201+210+202)÷5=204W。

中央値: 値を小さい順に並べ、中央にくる値を見つける。並び替えると 201, 202, 203, 204, 210 となり、中央値は 203W。

範囲: 最大値から最小値を引く。210−201=9W。

これらの計算結果に一致する選択肢は、平均:204 中央值:203 範囲:9となります。

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