FP3級の過去問
2015年5月
学科 問38

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問題

FP3級試験 2015年5月 学科 問38 (訂正依頼・報告はこちら)

損害保険において、保険金額が保険価額を下回っている( ① )の場合に、保険金額の保険価額に対する割合に応じて保険金が削減されて支払われることを( ② )という。
  • ① 超過保険   ② 実損てん補
  • ① 超過保険   ② 比例てん補
  • ① 一部保険   ② 比例てん補

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

損害保険において、保険金額が保険価額を「 下回っている 」(① 一部保険 )の場合に、保険金額の保険価額に対する割合に応じて保険金が削減されて支払われることを(② 比例てん補 )といいます。

したがって、3 が正解です。

ちなみに、「 超過保険 」とは、保険金額が保険価額を「 上回っている 」場合の保険です。
また、「 実損てん補 」とは、保険金額を限度として、「 実際の損害額の全額 」を保険金として支払われることです。

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02

一部保険:
 保険金額が保険価額を下回っている状態。
 例)1000万円(保険価額)の家屋に火災保険を
   掛けるとき、500万円(保険金額)しか
   かかっていない保険を一部保険と言います。

比例てん補:
 一部保険の場合、保険会社は保険金額の
 保険価額に対する割合で損害を填補します。
 上記の例だと、損害が500万円の場合は、
 250万円しか補填されません。

超過保険:
 保険金額が保険価額を上回っている状態。

実損てん補:
 全損の場合でも保険価額までしか
 補填されません。

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03

損害保険において、保険金額が保険価額を下回っている保険を一部保険といいます。保険金額が保険価額を上回る保険を超過保険といいます。この一部保険の場合に、保険金額の保険価額に対する割合に応じて保険金が削減されて支払われることを比例てん補といいます。よって、解答は3となります。

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