FP3級の過去問
2015年5月
実技 問64

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 1 です。

記述1. → <資料>の上部中央付近に「 日経平均株価 」と「 東証株価指数 」が載っていますが、同時に「 騰落率 」というものも載っています。これが株価でいうところの前日比に当たります。
  日経平均株価の騰落率 = -0.855%
  東証株価指数の騰落率 = -1.123%
どちらもマイナスですので、値下がり率であることが分かり、東証株価指数の方が値下がり率が大きいといえます。したがって、この記述は正しいです。

記述2.→ <資料>の中央付近に<外国為替>という欄があり、その一番上に「 ドル/円 1ドル=114.45円~114.46円 」と書かれています。この数値と記述2.文中にある「 1ドル=110.00~110.01円 」とを比較します。このとき注意したいのは、「 ドルから見た円の価値 」を考えて「 円高・円安 」を判断することです。
例えば、ある外国人が両替所でこの前1ドルを差し出したときは「 110円 」受け取ったが、この日に同じ両替所で1ドル差し出したら「 114円 」受け取ったとすれば、この前より多く日本円を受け取っているので「 円の価値が下がった( =円安・ドル高になった)」ということです。
したがって、記述文中の「 円高・ドル安であるといえる 」という部分は不適切です。

記述3. → 記述文中にある「 新発10年国債利回り 」は、日本の「 長期 」金利の代表的な指標です。したがって、「 短期金利の代表的な指標 」としている部分が不適切です。

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02

1が正解です。

2の、この日のドル/円為替相場(17時時点)は、
1ドル=114.45〜114.46円です。
1ドル=110.00〜110.01円の時に比べ、円安・ドル高となるので不適切です。

3「新発10年国債利回り」は短期金利ではなく、長期金利の指標です。

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03

1が適切です。2は、1ドル=114.45〜114.46円から1ドル=110.00〜110.01円となり、円安・ドル高となるので、不適切です。3の新発10年国債利回りは長期金利の指標となります。

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