FP3級の過去問
2015年1月
学科 問37

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問題

FP3級試験 2015年1月 学科 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

生命保険の保険料は、(   )や収支相等の原則に基づき、主として3つの予定基礎率を用いて算出されている。
  • 大数の法則
  • 適合性の原則
  • 利得禁止の原則

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 1 です。

生命保険の保険料は、「( 大数の法則 )」や「 収支相等の原則 」に基づき、主として3つの予定基礎率を用いて算出されています。したがって、1 が正解です。

大数の法則 → 少数では不確定な事象も、多数になるとある一定の法則が見い出せるようになることをいいます。

収支相等の原則 → 保険会社が保険料を算出する際、「 保険契約者が支払う保険料の総額 」と、「 保険会社が受取人に払う保険金の総額 」が等しくなるように計算するという原則です。

3つの予定基礎率 →「 予定死亡率 」、「 予定利率 」、「 予定事業費率 」のことをいいます。

参考になった数15

02

生命保険では、生命表によって公平な保険料を算出することができ、「大数の法則」が活用されています。

大数の法則とは、
例えば、サイコロを振って1から6の目が出た回数を数えます。

10回振ってみると、それぞれの目が出る回数はばらばらで、目によって出る確率が異なるように見えます。

しかし、100回振るとそれぞれの目が出る回数の差は徐々に小さくなり、目が出る確率は1/6に近くなります。

参考になった数5

03

正解【1】

大数の法則を簡単にいうと、たくさんの統計を集めることで個々の事情や偶然といった要素を除外することが出来るというものです。

他の解説にサイコロの例がありましたが、サイコロの目がでる確率を事故や死亡率に置き換えると分かりやすいでしょう。

参考になった数3