FP3級の過去問
2014年5月
学科 問34
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問題
FP3級試験 2014年5月 学科 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
老齢基礎年金の繰上げ支給の減額率は、( )に繰上げ請求月から65歳到達月の前月までの月数を乗じて得た率となる。
- 0.50%
- 0.60%
- 0.70%
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この過去問の解説 (3件)
01
老齢基礎年金の「 繰上げ支給 」の減額率は、( 0.50% )に繰上げ請求月から65歳到達月の前月までの月数を乗じて得た率となります。したがって、1 が正解です。
ちなみに、老齢基礎年金の「 繰下げ支給 」の増額率は、( 0.70% )に繰下げ請求月から70歳到達月までの月数を乗じて得た率となります。
まとめると、
・「 繰上げ支給 」→ 60歳~64歳(65歳到達前)から年金を支給してもらう。( 通常より早くからもらう。)
→ 減額率 = 0.5% × 繰上げ請求月から65歳到達月の前月までの月数
・「 繰下げ支給 」→ 66歳到達月~70歳到達月から年金を支給してもらう。( 年金支給開始年齢を遅らせる。)
→ 増額率 = 0.7% × 繰下げ請求月から70歳到達月までの月数
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02
しかし、60歳から64歳の間に受け取りを開始することは可能です。
この場合には、年金額が(繰り上げた月数×0.5%)分減額されます。
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03
繰上げ受給とは、年金を65歳より早く受け取ることとで、早く受け取れる分年金額が減額されます。
減額される金額は
【減額率=0.5%×繰上げ請求月から65歳に達する日の前月までの月数】
となります。
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