FP3級の過去問
2014年5月
学科 問37

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問題

FP3級試験 2014年5月 学科 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

生命保険の保険料のうち、将来の死亡保険金を支払うための財源となる純保険料は、予定死亡率および(   )に基づいて計算されている。
  • 予定利率
  • 予定生存率
  • 予定事業費率

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 1 です。

保険料は、「 純保険料 」と「 付加保険料 」によって構成されています。

このうち、「 純保険料 」は「 保険金支払いの財源 」となる部分であり、死亡保険金支払い用の「 死亡保険料 」と満期保険金支払い用の「 生存保険料 」に分けられます。そして、これらは「 予定死亡率 」や「 予定利率 」に基づいて計算されます。

一方、「 付加保険料 」とは、いわゆる保険会社が保険制度を運用するために必要な「 経費 」となる部分です。これは、「 予定事業費率 」に基づいて計算されます。

設問では「 純保険料 」について問われていますので、上記により、1 の「 予定利率 」が正解となります。

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02

正解【1】

【予定死亡率】
標準生命表から算出された年齢・性別ごとの年間死亡者数の割合です。
予定死亡率が低いほど保険料は安くなります。

【予定利率】
保険会社が資産運用により得られる予想収益の割合です。
予定利率が低いほど、保険料は高くなります。


なお、【予定事業費率】は付加保険料を計算する際の予定率となります。

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03

純保険料の計算に当たっては、被保険者が死亡する確率を表す予定死亡率のほか、保険料を運用した時の予想利回りを表す予定利率が活用される。

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