FP3級の過去問 2015年9月 学科 問52

解答 ２

原則として建築基準法上、建物は幅4m以上の道路に接して建築しなければなりません。しかし、古くからある市街地では4m未満の道路も多くあり、これを適用すると、その地域の建物自体の存続が認められなくなってしまいます。よって、そういった場合には道路の中心から両側に2mずつ後退したところに道路境界線があるとみなされます。

仮に、その場所に建物を建て直す場合には、その道路境界線まで下がって建築しなければなりません。

正解は２です。
特定行政庁の指定を受けた幅員4ｍ未満の道路は、道路中心線から水平距離2ｍずつ両側に後退した線が道路境界線になります。

正解は2です。

建築基準法で道路は幅員4m以上と定められています。
幅員4m未満の場合、道路との境界線は、道路の中心線から水平距離2mの線になります。
この場合、境界線が後退するので「セットバック」といいます。