FP3級の過去問
2016年5月
学科 問39

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問題

FP3級試験 2016年5月 学科 問39 (訂正依頼・報告はこちら)

食品の製造販売を営む企業が、販売した食品が原因で顧客が食中毒を起こし、法律上の損害賠償を請求されることにより被る損害に備える場合には、(   )への加入が適している。
  • 施設所有(管理)者賠償責任保険
  • 生産物賠償責任保険(PL保険)
  • 受託者賠償責任保険

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。
製造・販売された商品の欠陥によって生じた事故による対人・対物損害賠償責任を補償する保険は、生産物賠償責任保険(PL保険)になります。
食中毒の損害賠償責任はPL保険が補償できます。

施設所有(管理)者賠償責任保険は、施設の欠陥や不備、その施設における業務の遂行中に生じた偶然の事故により、施設の所有者・管理者が負担する損害賠償責任を補償します。

受託者賠償責任保険は、他人の物を保管する施設内で、保管中の事故によって預かった財産に損害を与えた場合、受託者が負担する損害賠償責任を補償します。


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02

正解は2.です。

企業が製造するなどした商品による事故で、被害者への慰謝料、企業の損害などを補償するのは、生産物賠償責任保険(PL保険)です。


施設所有(管理)者賠償責任保険とは、工場や店舗などの施設の使用、管理、仕事の遂行等で生じた偶然の事故を補償するものです。

受託者賠償責任保険とは、他人から預かったものを傷つけてしまったり、紛失してしまった場合の持ち主への賠償を補償するものです。

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03

企業等が製造・販売した商品などによる事故で、被害者の慰謝料など、企業側の損害額を補償する保険は、生産物賠償責任保険(PL保険)になります。

従って、正解は2となります。

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