FP3級の過去問
2017年5月
実技 問63
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問題
FP3級試験 2017年5月 実技 問63 (訂正依頼・報告はこちら)
下記〈 資料 〉に基づく株式の評価尺度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 配当利回りは、「35円 ÷ 60円 × 100 ≒ 58.3( % )」である。
- 株価純資産倍率( PBR )は、「 1,200円 ÷ 1,500円 = 0.8( 倍 )」である。
- 株価収益率( PER )は、「 1,500円 ÷ 60円 = 25( 倍 )」である。
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この過去問の解説 (4件)
01
配当利回り(%)=一株当たり年間配当金÷株価×100
で計算します。
設問の配当利回りは、
35円÷1,500円×100≒2.33%です。
株価純資産倍率(PBR)は株価が一株当たりの純資産額の何倍になっているかを表す指標で、
PBR(倍)=株価÷一株当たりの純資産
で計算します。
設問のPBRは、
1,500円÷1,200円=1.25倍です。
株価収益率(PER)は株価が一株当たりの純利益の何倍になっているかを表す指標で、
PER(倍)=株価÷一株当たりの純利益
で計算します。
設問のPERは
1,500円÷60円=25倍です。
以上から3が正解になります。
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02
・1は誤りです。配当利回りは
1株あたり配当金/株価×100
で求められます。これをあてはめると正しい答えは
「35÷1,500×100≒2.3%」です。
・2は誤りです。株価純資産倍率( PBR )は
株価/一株当たり純資産
で求められます。これをあてはめると正しい答えは
「1,500÷1,200=1.25倍」です。
・3は正しいです。 株価収益率( PER )は
株価/一株当たり純利益 で求められます。
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03
1 誤り
配当利回りとは、株価に対する年間配当金の割合です。株式に投資する際の判断材料の1つで、高いほど利回りが良いと判断されます。
配当利回り = 一株あたり年間配当 ÷ 株価 = 35 ÷ 1,500 ≒ 2.3(%)
2 誤り
株価純資産倍率とは、株価が資産の何倍になっているかを示すものです。会社の資産をどれだけ活用して会社の価値を上げているかを示し、大きければ割高、小さければ割安と判断されます。
株価純資産倍率 = 株価 ÷ 1株あたり純資産 = 1,500 ÷ 1,200 = 1.25(倍)
3 正しい
株価収益率とは、株価が純利益の何倍になっているかを示すもので、株価が割高か割安かを判断する指標の1つです。
株価収益率 = 株価 ÷ 1株あたり純利益 = 1,500 ÷ 60 = 25(倍)
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04
1.誤り
配当利回りは「(35÷1500)×100≒2.3%です。
2.誤り
株価純資産割合(PBR)は「1,500÷1,200=1.25倍」です。
3.正しい
株価収益率(PER)は「1,500÷60=25倍」です。
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