FP3級の過去問
2017年5月
実技 問76

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問題

FP3級試験 2017年5月 実技 問76 (訂正依頼・報告はこちら)

涼介さんと佳奈子さんは、今後15年間で積立貯蓄をして、長男の昴太さんの教育資金として200万円を準備したいと考えている。積立期間中に年利2%で複利運用できるものとした場合、200万円を準備するために必要な毎年の積立金額として、正しいものはどれか。なお、下記〈 資料 〉の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、解答に当たっては、百円未満を四捨五入すること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。
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  • 99,100円
  • 115,700円
  • 155,700円

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この過去問の解説 (5件)

01

正解は2です。
係数の問題はほぼ毎回出題されているので、しっかり押さえましょう。

・現価係数…将来の金額から現在どれくらい必要かを求める
(例)5年後に200万円必要なとき、現在いくら必要か

・減債基金係数…将来の金額のために毎年何円ずつ積み立てるかを求める
(例)年利2%で積み立てて10年後に1000万円にするには毎年いくらずつ積み立てるか

・資本回収係数…現在手元にあるお金を運用しながら毎年取り崩せる金額を求める
(例)住宅ローンの年間返済額の算出

よって、設問では減債基金係数を使い
200万円×0.05783≒115700円 で正解は2です。

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02

「現価係数」とは、将来ある金額を得るためには、今いくらの元金を一定利率で複利運用すればよいのかを求める場合に使用します。
 目標額×現価係数=今投資する金額
の関係があります。
「減債基金係数」とは、将来にある金額を得るためには、一定期間いくらの金額を複利で積み立てればよいかを求める場合に使用します。
 目標額×減債基金係数=毎年の積立額
の関係があります。
「資本回収係数」とは、元本を一定の利率で複利運用しながら、毎年一定金額を使っていくとき、毎年いくらづつ使えるかを計算する場合に使用します。
 現在の金額×資本回収係数=毎年使用できる額
の関係があります。
設問は15年後に200万円を用意するために、毎年いくらづつ積み立てればよいかを求めることですから、上記のうち「減債基金係数」を使用することが分かります。
計算式に当てはめると、
目標額200万円×減債基金係数0.05783=毎年の積立額115,660円≒115,700円
となり、2が正解となります。

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03

正解は2です。
「積立期間中に年利2%で複利運用できるものとした場合、200万円を準備するために必要な毎年の積立金額」を求めるということですので
減債基金係数を使用します。
したがって
200万円×0.05783=115660円となり
四捨五入して115700円となります。

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04

この問題は、0から年利2%で運用しながら15年で教育資金200万を用意するためには年間いくら積み立てていく必要があるかを求める問題です。それ以外の条件は無視して下さい。
この場合は減債基金係数(▲年後に〇〇円貯めるには年間□□円の積み立てが必要か計算するための指数)を使用します。
200万円×0.05783=115,660円となり、100円未満は四捨五入のため115,700円となります。
よって、正解は2です。

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05

正解は2です。

目標金額を積み立てるために必要な金額を求めるには「減債基金係数」を使用します。

よって、毎年積み立てなければならない金額は

200万円×0.05783≒115,660円 ⇒ 115,700円(100円未満四捨五入)となります。

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