FP3級の過去問
2017年9月
実技 問70

正解は２です。

１．支払われる。

人身傷害となるため保険金の支払い対象となります。

２．支払われない。

自損事故は対物保証の対象とはならないため、保険金は支払われません。

３．支払われる。

搭乗者傷害による保険金の支払いが行われます。

正解は2です。

対物賠償は、他人の財産に損害を与えた場合に補償されます。
設問では「自宅車庫」とあり、自分の財産なので保険金は支払われません。

・対人賠償は他人に対する補償
・搭乗者傷害は同乗者を補償
何を対象にした補償かそれぞれ確認しておきましょう。

【正解 2】

1.自動車を運転中に、誤って横断歩道の歩行者に接触し、ケガを負わせてしまった。
　　　　　　
人身傷害補償保険の対象となり、過失の有無に関わらず、実際の損害額が支払われます。



2.自動車を自宅車庫に入れるとき、誤って車庫の壁に衝突し壁を壊してしまった。

対物賠償は自動車事故で他人のもの（財物）に損害を与え、法律上の損害賠償を負った場合に保険金が支払われます。被保険者の故意により生じた事故による損害は補償の対象外となります。



3.自動車を運転中に、交差点で他の自動車と衝突し杉田さんがケガを負った。

搭乗者傷害の対象となり、保険金が支払われます。