FP3級の過去問
2018年5月
学科 問13

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

FP3級試験 2018年5月 学科 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

日本銀行による金融引締め政策は、一般に、日本の株式市場における株価の上昇要因となる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は×です。

金利と株価は逆相関になります。
「金融引き締め(売りオペ)」は、日銀が市場に国債等を売却し、資金を吸収した結果。金利が上昇し、株価が下落します。
「金融緩和(買いオペ)」は、日銀が市場から国債等を購入し、資金を流通させた結果。金利が低下し、株価が上昇します。

参考になった数15

02

日本銀行は金融引締めのために、下記のような政策を行います。

①公開市場操作(売りオペレーション)
日本銀行が保有する有価証券等を民間銀行等に売り出すことで、市場の資金を吸収して、金融を引き締める政策。

②預金準備率操作(準備率引上げ)
民間銀行等が日本銀行に預ける準備預金の割合を引き上げることで、民間銀行が貸出しに回せる資金の量を減少させる政策。

いずれも市中における資金量が減少するため、株式市場に流入する資金も少なくなり、株価の下落要因となります。

よって、正解は2の×です。

参考になった数6

03

正解は、✕です。

 金融引き締め政策は、経済が好況のときに景気の過熱を抑制するために行う政策で、国債の売却や預金準備率の引き上げにより金利が上昇し経済活動が停滞するため、企業の株価の下落要因となります。

参考になった数2