FP3級の過去問
2018年5月
学科 問47

正解は１です。

一時所得の金額は、
総収入金額－収入を得るために支出した金額－特別控除額（５０万円）

設問の数字を当てはめると、
１，０００万円－６００万円－５０万円＝３５０万円

更に総所得金額に算入される際に、２分の１の金額が課税の対象となります。

３５０万円÷２＝１７５万円

正解は1です。
一時所得の金額は以下の式で求められます。
総収入金額ー支出金額ー特別控除額50万円
1,000万円ー600万円－50万円＝350万円

一時所得は2分の1が総所得金額に算入されるため
350万円×1／2＝175万円
よって正解は1です。

一時所得の金額は、その年中の一時所得に係る総収入金額からその収入を得るために支出した金額の合計額を控除し、その残額から特別控除額（最高50万円）を控除した金額であり、このうち2分の1に相当する金額が総所得金額に算入されます。

　一時所得の金額 ＝ 総収入金額－支出金額
　総所得金額に算入される金額 ＝ 一時所得の金額 × 1 / 2

今回のケースでは、総収入金額が1,000万円、支出金額が600万円のため、

　一時所得の金額 ＝ 1,000万円 － 600万円 － 50万円 ＝ 350万円
　総所得金額に算入される金額 ＝ 350 × 1 / 2 ＝ 175万円

よって、正解は1です。