FP3級の過去問
2021年1月
学科 問36

正解は｢① 純保険料　　② 付加保険料｣です｡

契約者が支払う保険料は､将来の保険金支払い財源となる｢純保険料｣と､保険事業を維持するための費用となる｢付加保険料｣に分けられます｡

純保険料は予定死亡率と予定利率に基づいて算出され､付加保険料は予定事業費率に基づいて算出されます｡

生命保険の保険料は「純保険料」と「付加保険料」に分けられます。

純保険料は保険会社が、被保険者の死亡時の保険金の支払い(死亡保険料)に備えたり、解約返戻金や満期保険金の支払い等(生存保険料)など、将来の保険金等の支払いに備えて財源としている部分です。

付加保険料は生命保険会社の人件費や広告宣伝費等の経費の部分です。

以上より、①には純保険料、②には付加保険料　が入るため、2が正解です。

保険会社は、顧客から支払われた保険料を「純保険料」と「付加保険料」に分けて管理しています。

「純保険料」は、将来、顧客に支払うための財源となります。「付加保険料」は、保険会社が事業を運営するための財源です。

よって、正解は「2」です。