FP3級の過去問
2021年1月
学科 問41

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

FP3級試験 2021年1月 学科 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章の(   )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを以下の選択肢の中から選びなさい。

一定期間内に国内で生産された財やサービスの付加価値の合計額から物価変動の影響を取り除いた指標を、(   )という。
  • 実質GDP
  • 名目GDP
  • GDPデフレーター

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

GDPとは日本国内で一定期間に生産された財やサービスの付加価値の合計額で、内閣府が年4回発表する国内の経済力を表すのによく用いられる指標です。

GDPには「名目GDP」と「実質GDP」の2種類があります。

名目GDPは、物価の変動等を考慮せず算出したGDPです。

実質GDPは、物価の変動等を考慮して、より正確な成長率を測定をするようにしたGDPです。

GDPデフレーターとは、名目GDPから実質GDPを算出する際に用いられる物価変動の指数で、算式は、「名目GDP ÷ GDPデフレーター = 実質GDP」となります。

GDPの増加率を表したものが「経済成長率」です。

名目GDPの増加率を表したものが「名目経済成長率」で、実質GDPの増加率を表したものが「実質経済成長率」です。

問題文の内容は、物価の変動等を考慮したGDPなので「実質GDP」となり、1が正解です。

参考になった数11

02

GDPとは、国内で一定期間に生み出された財・サービスの付加価値の総額で、一国の経済規模を表しています。

GDPには「名目GDP」と「実質GDP」があります。「名目GDP」は時価で金額表示したもので、「実質GDP」は物価水準の変化を差し引いたものです。

「GDPデフレーター」とは、物価水準の変化分を差し引く際に用いる指数です。

よって、正解は「1」です。

参考になった数3

03

正解は「実質GDP」です。

一定期間に国内で生み出された財・サービスの付加価値の総計を国内総生産(GDP: Gross Domestic Product)といいます。

GDPには、金額と個数により単純に算出された「名目GDP」と、名目GDPから物価変動の影響を除いた「実質GDP」があります。内閣府により四半期ごとに公表されます。

実質GDPの変化率を「実質経済成長率」といいます。

名目GDPから物価変動の影響を除く際に用いる指数を「GDPデフレーター」といいます。

実質GDPは、名目GDPをGDPデフレーターで除して求めます。

 実質GDP = 名目GDP ÷ GDPデフレーター

参考になった数2