FP3級の過去問 2021年1月 実技 問77
この過去問の解説 (3件)
バランスシートは、その家庭の一時点の財務状態を表したものです。
左側と右側に分れ、左側に「資産」、右側に「負債」と「純資産」があります。
左側(資産)の合計と右側(負債・資本)の合計は必ず一致します。
左側の「資産」は、現金、預金、保有している金融資産や不動産などです。
右側の「負債」は、ローンなどの借入金やクレジットカードなどの未払金などです。
右側の「純資産」は、資産と負債の差額で、正味の財産です。
左右一致なので、「資産 − 負債 = 純資産」の計算式が成り立ちます。
資産の方が大きいと純資産(正味資産)はプラスとなり、負債の方が大きいと、純資産(正味資産)はマイナスとなります。
問題の例における、バランスシートを作成していきます。
左側の資産には、保有財産の時価(普通預金、定期預金、財形年金貯蓄、上場株式、投資信託、生命保険、不動産)の合計額が入ります。
計算すると、350 + 900 + 310 + 140 + 240 + 50 + 2,500 = 4,490(万円) →資産
右側の負債には、負債残高(住宅ローン)が入ります。1,800(万円) →負債
よって、純資産は、資産4,490 − 負債1,800 = 2,690(万円)となり、3が正解です。
正解は「3」です。
バランスシートでは、左側に資産、右側に負債と純資産が記載されています。
資産合計と、負債・純資産合計は同じになります。
荒木家のバランスシートを作成します。
[資産]には保有資産(時価)の合計を記入します。
普通預金+定期預金+財形年金貯蓄+上場株式+投資信託+生命保険(解約払戻金相当額)+不動産
= 350万円 + 900万円 + 310万円 + 140万円 + 240万円 + 50万円 + 2,500万円
= 4,490万円 となります。
[負債]には住宅ローン1,800万円を記入します。
[純資産]は[資産]-[負債]を記入します。
純資産 = 4,490万円(資産) − 1,800万円(負債) = 2,690万円 ・・・(ア)
資産合計は4,490万円、負債・純資産合計は4,490万で同額になります。
バランスシートとは、個人(会社)の財政状況を表す資料であり、左側(資産合計)と右側(負債・純資産合計)が必ず一致します。
資産は所有している財産の合計であり、負債は負債残高となります。
問題の場合、
・資産:保有財産(時価)の合計 = 4,490万円
(350万円 + 900万円 + 310万円 + 140万円 + 240万円 + 50万円 + 2,500万円)
・負債:1,800万円(住宅ローン)
であり、左側と右側が一致することから
4,490万円 = 純資産(ア)+ 1,800万円
となるため、
純資産(ア)= 2,690万円
となります。
よって、正解は「3」です。
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