FP3級の過去問
2021年5月
実技 問75
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
FP3級試験 2021年5月 実技 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
<設例>
FPの馬場さんは、資金計画どおりにマンションを購入した後の橋口家のバランスシートを作成した。下表の空欄[ ア ]にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、<設例>に記載のあるデータに基づいて解答することとし、記載のないデータについては一切考慮しないこととする。
FPの馬場さんは、資金計画どおりにマンションを購入した後の橋口家のバランスシートを作成した。下表の空欄[ ア ]にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、<設例>に記載のあるデータに基づいて解答することとし、記載のないデータについては一切考慮しないこととする。
- 270(万円)
- 670(万円)
- 870(万円)
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
バランスシートでは、左側に「資産」、右側に「負債」と「純資産」が記載されています。
資産合計と、負債・純資産合計は同じになります。
橋口家のバランスシートを作成します。
マンション購入後
[保有財産]は
定期預金 250万円 − 200万円 = 50万円
不動産 2,400万円
となります。
[負債残高]に
2,000万円(住宅ローン) が加わります。
[資産]には、マンション購入後の保有資産(時価)の合計を記入します。
普通預金 + 定期預金 + 投資信託 + 生命保険(解約払戻金相当額) + 不動産
= 100万円 + 50万円 + 100万円 + 20万円 + 2,400万円
= 2,670万円
となります。
[負債]には、住宅ローン 2,000万円 を記入します。
[純資産]には、[資産]−[負債] を記入します。
[純資産] = [資産]2,670万円 − [負債]2,000万円 = 670万円 ・・・(ア)
資産合計は2,670万円、負債・純資産合計は2,670万で同額になります。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
02
バランスシートとは、個人(会社)の財政状況を表す資料であり、左側(資産合計)と右側(負債・純資産合計)が必ず一致します。
資産は所有している財産の合計であり、負債は負債残高となります。
不動産購入前は、
資産:470万円(保有財産の合計)
負債:0万円
です。
不動産購入後は、
[資産]定期預金が200万円から50万円に減額(不動産購入の頭金として利用)
[資産]不動産2,400万円を新規追加(購入費を不動産価値として算出)
[負債]不動産ローン2,000万円を新規追加(マンション購入費のローン)
に変更となるため、
資産:2,670万円(保有財産の合計)
負債:2,000万円
となります。
左側と右側が一致することから
2,670万円 = 純資産(ア)+ 2,000万円
となるため、
純資産(ア)= 670万円
となり、正解は「670(万円)」です。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
03
答えは670(万円)です。
一定時点における資産と負債のバランスを見るための表を「バランスシート」といい、「左側:資産(借方)」の合計の数値と「右側:負債+純資産(貸方)」の合計の数値は必ず一致します。
まずは、マンション購入後の資産と負債の変化を求めます。
問題文の<設例>より、橋口さんがマンションを購入した後の資産と負債の変化は、
『定期預金(資産):250万円 − 200万円 = 50万円(頭金で200万円を崩すため)』
『マンション(資産):2,400万円』
『住宅ローン(負債):2,000万円』
となります。
次に、資産の合計を求めます。
橋口さんのマンション購入後の資産の合計は、
『普通預金100万円+定期預金50万円+投資信託100万円+生命保険20万円+マンション2,400万円』
で、合計「2,670万円」です。
最後に、純資産の数値を求めます。
純資産の数値は『資産 − 負債』で求めることができるので、計算式は
『資産合計2,670万円 − 負債2,000万円』
となり、「670万円」が答えとなります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問74)へ
2021年5月問題一覧
次の問題(問76)へ