FP3級の過去問
2022年5月
学科 問14
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問題
FP3級試験 2022年5月 学科 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
異なる2資産からなるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が−1である場合、分散投資によるリスクの低減効果は、最小となる。
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FP3級試験 2022年5月 学科 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
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この過去問の解説 (3件)
01
金融資産運用分野から相関係数についての出題で、設問は不適切です。
相関係数は、2つの資産の値動きの相関関係の強弱を表すもので、「‐1」から「1」の間の数値で示されます。
相関係数が「1」の場合は、2資産は同じ値動きをしますので、リスクの低減効果はありません。
相関係数が「‐1」の場合は、2資産は逆の値動きをしますので、リスクの低減効果が最大となります。
相関係数が「0」の場合は、2資産は関連性のない値動きをします。
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02
ポートフォリオとは、分散投資を目的とした金融資産の組み合わせのことを指します。
相関係数が【−1】になっているこの場合は2つの資産の値動きが真逆になっています。
この場合は最も分散投資の効果が発揮されるため、リスクを抑えた運用が期待できます。
そのため、今回の解答は「不適切」が正解です。
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03
不適切です。
ポートフォリオの目的は、リスクを低減させることです。
同じ値動きをする金融商品に分散投資しても、リスクの低減効果はありません。
投資する資産の値動きが同じかそうでないかを見る時は、「相関係数」を利用します。
相関係数は、「-1」 〜 「1」までの範囲の数値で表されます。
「-1」に近いほど逆の値動きをするため、相関係数が「-1」である場合、リスク低減効果は最大となります。
(参考)
「1」に近いほど値動きが似ているので、リスクの低減効果は低くなります。
「0」は無相関で、関係性がないことを示します。
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