FP3級の過去問 2022年9月 実技 問2
この過去問の解説 (3件)
キャッシュフロー表は、ライフプランをもとに今後の収支状況や貯蓄残高を試算し表にしたものです。
(ア)基本生活費380万円が毎年2%ずつ増えると4年後にはいくらになるかを計算します。
計算式は将来価格=現在の金額×(1+変動率)経過年数で求めます。
380万円×(1+0.02)4 ≒411万円
(イ)昨年の残高が年1%増え、今年の収支を差し引きした金額を計算します。
計算式は貯蓄残高=前年の貯蓄残高×(1+運用利率)±その年の年間収支で求めます。
865万円×(1+0.01)+177万円 ≒1,051万円
顧客のライフイベント表をもとに、今後の家計収支や貯蓄残高を表にしたものが「キャッシュフロー表」です。
(ア)n年目の基本生活費は次のように計算します。
n年目の生活費=基準年の生活費×(1+変動率)n
神田家に当てはめると
4年目の生活費=380万円×(1+0.02)4≒411万円 (万円未満四捨五入)
となります。
(イ)金融資産残高は次のように計算します。
金融資産残高=前年の金融資産残高×(1+変動率)+その年の年間収支
神田家に当てはめると
2年目の金融資産残高=865万円×(1+0.01)+177万円≒1,051万円(万円未満四捨五入)
となります。
(ア)には「411」
(イ)には「1,051」
が入ります。
ライフプランニングと資金計画分野からキャッシュフロー表についての出題で、正解は(ア)411 (イ)1,051です。
ア.4年後の基本生活費=基準年の基本生活費×(1+変動率)4
=380万円×(1+0.02)4 ≒411万円
イ.2年後の金融資産残高=前年の金融資産残高×(1+変動率)+当年の年間収支
=865万円×(1+0.01)+177万円 ≒1,051万円
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