FP3級の過去問
2023年1月
学科 問12
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問題
FP3級試験 2023年1月 学科 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
ベンチマークとなる指数の上昇局面において、先物やオプションを利用し、上昇幅の2倍、3倍等の投資成果を目指すファンドは、ベア型ファンドに分類される。
- 適
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この過去問の解説 (3件)
01
デリバティブ(金融派生商品)を使って、積極的に収益を狙う投資信託は、「ブル・ベアファンド」と呼ばれています。
設問のように、相場が値上がりした場合に、利益が出るよう設計されたファンドを「ブル型ファンド」といいます。
ブルは強気のことで、雄牛(英語でBull)が角を下から上へ突き上げる仕草が由来となっています。
(参考)「ベア型ファンド」とは
相場が値下がりした場合に、利益が出るよう設計されたファンドです。
ベアは弱気のことで、熊(英語でBear)が前足を振り下ろす姿、背中を丸めている姿が由来となっています。
「不適」が正解です。
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02
ベア型はマーケットが下落しているときに大きな利益が出る仕組みです。
一方、ブル型はマーケットが上昇しているときにベンチマークの数倍(通常2倍)利益が出る仕組みです。
問題文はブル型の説明なので、「不適」が正解です。
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03
「ファンド(投資信託)」とは、多数の投資家から資金を集めて1つの基金とし、この基金を投資のプロが運用して、得た利益を投資家に配分する金融商品のことです。
そして、相場が上昇したときに利益が出るように設計されたファンドを「ブル型ファンド」といい、相場が下落したときに利益が出るように設計されたファンドを「ベア型ファンド」といいます。
ブル型・ベア型の金融商品をうまく使いこなすことで、相場の上昇局面・下落局面どちらでも利益を狙うことができます。
問題文に「指数の上昇局面において、先物やオプションを利用し、上昇幅の2倍、3倍等の投資成果を目指す」とあり、これは「ベア型ファンド」ではなく「ブル型ファンド」を指します。
つまり、この選択肢は間違いです。
指数の上昇局面で利益が出るのは「ベア型ファンド」ではなく「ブル型ファンド」なので、この選択肢が正解です。
したがって、答えは「不適」です。
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