FP3級の過去問
2023年1月
学科 問13
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問題
FP3級試験 2023年1月 学科 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
元金1,250,000円を、年利2%(1年複利)で3年間運用した場合の元利合計金額は、税金や手数料等を考慮しない場合、1,326,510円である。
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この過去問の解説 (3件)
01
「複利」は、一定期間ごとに支払われる利息を元本に含め、これを新しい元本として次の利息を計算する方法をいいます。
1年複利で3年間運用する場合
1,250,000円×(1+0.02)³=1,326,510円 となります。
(参考)「単利」は、当初の元本のみに利息が支払われます。
単利で年2%、3年運用した場合
1,250,000円×(1+0.02×3)=1,325,000円 となります。
「適」が正解です。
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02
1年複利で運用する場合、下記のような計算式で求められます。
一年後 1,250,000円×(1+0.02)
二年後 {1,250,000円×(1+0.02)}×(1+0.02)
三年後 〔{1,250,000円×(1+0.02)}×(1+0.02)〕×(1+0.02)
上記から、1,250,000円×(1+0.02)3=1,326,510円 となります。
「適」が正解です。
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03
利息の計算方法には、預けた元本にだけ利息が付く「単利」と、一定期間ごとに支払われる利息も含め元本とみなし、次の利息を計算する「複利」があります。
そして、利息が年に1回つく「1年複利」の計算式は、『n年後の元利合計=元本×(1+年利率)n』です。
この計算式に問題文の数値を代入すると、『3年後の元利合計=元金1,250,000円×(1+0.02)3』となり、3年後の元利合計「1,326,510円」を求めることができます。
元金1,250,000円を、年利2%(1年複利)で3年間運用した場合の元利合計金額は「1,326,510円」です。
問題文の通りなので、この選択肢が正解です。
元金1,250,000円を、年利2%(1年複利)で3年間運用した場合の元利合計金額は「1,326,510円」です。
問題文の通り、元利合計金額は1,326,510円なので、この選択肢は間違いです。
したがって、答えは「適」です。
ちなみに「単利」の計算式は『元利合計=元本×(1+年利率×預入期間)』となります。
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