FP3級の過去問
2023年1月
学科 問39
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問題
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ら
あん摩マッサージ指圧師
1級 管工事施工管理技士
1級 建築施工管理技士
1級 電気工事施工管理技士
1級 土木施工管理技士
運行管理者(貨物)
貸金業務取扱主任者
危険物取扱者 乙4
給水装置工事主任技術者
クレーン・デリック運転士
国内旅行業務取扱管理者
第一種 衛生管理者
第一種 電気工事士
大学入学共通テスト(世界史)
第三種 電気主任技術者
第二種 衛生管理者
第二種 電気工事士
調剤報酬請求事務技能認定
賃貸不動産経営管理士
2級 管工事施工管理技士
2級 建築施工管理技士
2級 電気工事施工管理技士
2級 土木施工管理技士
ビル管理技術者(建築物環境衛生管理技術者)
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この過去問の解説 (3件)
01
リスク管理分野から自動車保険についての出題です。
自動車保険には、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と任意保険があります。
任意保険の対人賠償保険は、他人を死傷させ法律上の損害賠償責任を負った場合に、自賠責保険の不足額を補填し、その超過部分について保険金が支払われます。
任意保険の人身傷害補償保険は、自動車事故全般について被保険者の死傷に対して保険金が支払われます。
この保険では、自己の過失部分も含め、保険金額を限度に損害額全額が保険金の対象です。
強制加入の自動車損害賠償責任保険は、対人賠償事故に限定して、被害者に対して保険金が支払われます。
設問の「自動車を運行中にハンドル操作を誤ってガードレールに衝突し、被保険者である運転者がケガをした場合」は、「人身傷害補償保険」による補償の対象となります。
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02
自動車保険は、
・強制加入である「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」と
・任意加入である「自動車保険」
に分類されます。
「対人賠償保険」は
自動車事故で他人を死傷させたときに、加害者の過失の有無にかかわらず、自賠責保険の支払額を超える部分について保険金が支払われます。
ただし、父母、配偶者、子の損害は対象外です。
「人身傷害補償保険」は
加入者が自動車事故により死傷した場合に、過失割合にかかわらず、保険金額の範囲内で損害分の保険金が支払われます。
示談の結果を待たずに支払われます。
「自動車賠償責任保険(自賠責保険))は
加入者が人身事故を起こした場合に、被害者への損害賠償を保険で負担するものです。原則として、すべての車(原動機付自転車を含む)に加入が義務付けられています。
支払限度額は以下のとおりです。(加害車両1台につき、被害者1人あたりの保険金額)
・死亡/最大3,000万円
・後遺傷害/最大4,000万円
・傷害/最大120万円
被害者救済が目的であるため、加害者が無免許や飲酒運転の場合でも保険金が支払われます。
「人身傷害補償保険」が正解です。
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03
自動車保険には大きく分けて、すべての自動車(原動機付自転車含む)の所有者・運転者が強制加入する「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」と、民間の保険会社が取り扱う「任意加入の自動車保険」があります。
問題のケースでは「自動車を運転中にハンドル操作を誤ってガードレールに衝突し、被保険者である運転者がケガをした場合」とあるので、いわゆる「自損事故(単独事故ともいう。自分の不注意で自分がケガをした、ということ)」に該当します。
「対人賠償保険」は任意加入の自動車保険の一つであり、自動車事故により他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負った場合に、自賠責保険で支払われる限度額を超える損害賠償額に対して保険金が支払われる保険です。
「自動車事故により他人を死傷させたとき」が補償の対象となり、「自損事故」は対象外なので、この選択肢は間違いです。
「人身傷害補償保険」は任意加入の自動車保険の一つであり、自動車事故により被保険者(自分自身やその車に同乗していた者)が死傷した場合に、過失の有無を問わず実際の損害額が支払われる保険です。
問題のケースの「自動車を運転中にハンドル操作を誤ってガードレールに衝突し、被保険者である運転者がケガをした場合」(自損事故)は、人身傷害補償保険の対象なので、この選択肢が正解です。
「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」は、すべての自動車の所有者・運転者が必ず加入する保険で、補償対象は「対人賠償事故」のみとなります(死傷した相手側の運転手とその同乗者等が対象)。
「対人賠償事故」が補償対象であり、問題のケースの「自損事故」は対象外なので、この選択肢は間違いです。
なお、自賠責保険の保険金の限度額は、死傷者1人あたり「死亡事故:最高3,000万円」、「傷害事故:最高120万円」、「後遺障害:75万~4,000万円」となります。
したがって、答えは「人身傷害補償保険」です。
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