FP3級の過去問 2023年5月 学科 問11
この過去問の解説 (3件)
この問題で覚えておくポイントは、全国企業短期経済観測調査(日銀短観)とは何かです。
では問題を見ていきましょう。
上場企業や中小企業に対して現状と先行きの景気動向についてアンケートを行い、それを集計したものを日銀短観といいます。
なのでこの解答は適切です。
上場企業や中小企業に対して現状と先行きの景気動向についてアンケートを行い、それを集計したものを日銀短観といいます。
なのでこの解答は不適切です。
日銀短観は、日本銀行が年4回調査をしていて、正式には「全国企業短期経済観測調査」といいます。
この問題の説明は、企業物価指数を説明したものになります。
全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、日本銀行(日銀)が毎四半期ごとに実施する企業アンケート調査です。この調査は、日本国内の企業に対して経済の現状と将来の見通しに関する情報を収集し、経済政策の立案や金融政策の調整に役立てることを目的としています。
以上を踏まえ、問題文と選択肢を確認していきます。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
正解です。
日銀短観の意味は、冒頭の説明文の通りとなります。
この問題は、日銀短観の内容を問うものです。景気動向指数はいくつかあるため、名称と中身が合致しているか、どの省庁がまとめているかをしっかり確認する必要があります。
全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、日銀が選出した民間企業に対して現在と3か月後の景気動向についてのアンケート調査の結果を集計したものであり、問題文の内容は不適切です。
そのため、こちらの選択肢は誤りとなります。
全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、日銀が選出した民間企業に対して現在と3か月後の景気動向についてのアンケート調査の結果を集計したものであり、企業間で取引される財の価格動向を示した指標は企業間物価指数です。
そのため、問題文は誤っているので、こちらの選択肢は正解となります。
日銀短観をはじめ、景気動向指数など、景気や経済の動向を示す指標に関する問題は頻出です。
景気動向指数では先行指数、一致指数、遅行指数の中身を問われるなど、名称と内容をしっかり理解する必要があります。
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