FP3級の過去問 2023年5月 学科 問44
この過去問の解説 (3件)
この問題のポイントは、ポートフォリオ全体の期待収益率を求める式です。
それでは問題を見ていきましょう。
期待収益率3.0%のA資産を40%、期待収益率5.0%のB資産を60%組み入れた場合のポートフォリオ全体の期待収益率は下記のとおりです。
3.0(%)X40(%)+5.0(%)X60(%)=1.2(%)+3.0(%)=4.2(%)
よって、この選択肢は誤りとなります。
期待収益率3.0%のA資産を40%、期待収益率5.0%のB資産を60%組み入れた場合のポートフォリオ全体の期待収益率は下記のとおりです。
3.0(%)X40(%)+5.0(%)X60(%)=1.2(%)+3.0(%)=4.2(%)
よって、この選択肢は誤りとなります。
期待収益率3.0%のA資産を40%、期待収益率5.0%のB資産を60%組み入れた場合のポートフォリオ全体の期待収益率は下記のとおりです。
3.0(%)X40(%)+5.0(%)X60(%)=1.2(%)+3.0(%)=4.2(%)
よって、この選択肢は正解となります。
ポートフォリオ全体の期待収益率は、各資産の期待収益率を資産構成率で加重平均したものとなります。
よって、各期待収益率×各資産構成率の和で求められます。
ポートフォリオの期待収益率についての計算方法を確認していきます。
本問において、計算は以下のようになります。
期待収益率
=A資産の期待収益率×A資産の割合+B資産の期待収益率×B資産の割合
ここに与えらえた条件を当てはめると
期待収益率=3.0%×40%+5.0%×60%=4.2%となります。
以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
正解です。
冒頭の説明文の通りです。
この問題で覚えておくポイントは、ポートフォリオの期待収益率の計算式です。
では問題を見ていきましょう。
(3%×40%)+(5%×60%)=1.2+3=4.2%
となるのでこの解答は不適切です。
(3%×40%)+(5%×60%)=1.2+3=4.2%
となるのでこの解答は不適切です。
(3%×40%)+(5%×60%)=1.2+3=4.2%
となるのでこの解答は適切です。
ポートフォリオの期待収益率は
(A資産の収益率×A資産の構成比率)+(B資産の収益率×B
資産の構成比率)で求めることができます。
なのでこの問題の解答は4.2%になります。
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