FP3級の過去問
2023年5月
学科 問45

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問題

FP3級試験 2023年5月 学科 問45 (訂正依頼・報告はこちら)

預金保険制度の対象金融機関に預け入れた(   )は、預入金額の多寡にかかわらず、その全額が預金保険制度による保護の対象となる。
  • 定期積金
  • 決済用預金
  • 譲渡性預金

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題のポイントは、全額が預金保険制度による保護の対象となる預金がどの性質のものかです。

それでは問題を見ていきましょう。

選択肢1. 定期積金

基本的に預金保険制度では、元本1,000万円とその利息を保護されますが、決済用預金については全額保護の対象となります。

定期預金は元本1,000万円とその利息の保護対象です。

そのため、この選択肢は誤りとなります。

選択肢2. 決済用預金

基本的に預金保険制度では、元本1,000万円とその利息を保護されますが、決済用預金については全額保護の対象となります。

そのため、この選択肢は正解となります。

選択肢3. 譲渡性預金

基本的に預金保険制度では、元本1,000万円とその利息を保護されますが、決済用預金については全額保護の対象となります。

なお、譲渡性預金はそもそも保護の対象となりません。

そのため、この選択肢は誤りとなります。

まとめ

預金保険制度では、国内の預貯金、定期預金などが元本1,000万円とその利息まで対象です。

また、決済用預金である当座預金は全額保護対象となります。

一方、外貨預金、譲渡性預金などはそもそも保護の対象となりません。

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02

預金保険制度と対象となる預け入れ金の確認です。

預金保険制度の対象金融機関に預け入れた決済用預金は、預入金額の多寡にかかわらず、その全額が預金保険制度による保護の対象となります。

定期積金については、元本の1,000万円及びその利息までは保護されます。

譲渡性預金については、保護の対象外となります。

以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。

選択肢1. 定期積金

不正解です。

冒頭の説明文の通りとなります。

選択肢2. 決済用預金

正解です。

冒頭の説明文の通りとなります。

選択肢3. 譲渡性預金

不正解です。

冒頭の説明文の通りとなります。

参考になった数2

03

この問題で覚えておくポイントは、預金保護制度で全額保護の対象になるものはなにかということです。

では問題を見ていきましょう。

選択肢1. 定期積金

定期積金は、1金融機関につき預金者1人当たり元本1,000万円までと破綻日までの利息が保護されます。

この問題は、全額保護の対象を聞いているのでこの解答は不適切です。

選択肢2. 決済用預金

決済用預金は全額保護の対象なのでこの解答は適切です。

選択肢3. 譲渡性預金

譲渡性預金は保護されないのでこの解答は不適切です。

まとめ

決済用預金だけが全額保護の対象になります。

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