FP3級の過去問 2023年5月 学科 問43
この過去問の解説 (3件)
この問題で覚えておくポイントは、所有期間の利回りの求め方です。
では問題を見ていきましょう。
所有期間利回りは、
{2%+(102円-104円)÷2年}÷104円×100=0.96(%)
になるので、この問題の解答は解答は適切です。
所有期間利回りは、
{2%+(102円-104円)÷2年}÷104円×100=0.96(%)
になるので、この問題の解答は解答は不適切です。
所有期間利回りは、
{2%+(102円-104円)÷2年}÷104円×100=0.96(%)
になるので、この問題の解答は解答は不適切です。
所有期間利回りは
{表面利率+(売却金額-購入価格)÷所有期間}÷購入価格×100で求めることができます。
この問題で計算すると、所有期間利回りは0.96%になります。
所有期間利回り(年率・単利)は、次の式で計算されます。
所有期間利回り=((売却価格-購入価格)/保有期間+表面利率)/購入価格×100
以上の式に、与えられている条件を当てはめると
所有期間利回り=((102-104)/2+2)/104×100=0.96%(小数点以下第3位を四捨五入)
以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
この問題のポイントは、債券の購入と売却がどのタイミングで行われているかです。
購入と売却のタイミングで、利回りの求め方が若干変わります。
この問題では新規発行と思われるタイミングで購入し、償還前に売却しています。
それでは問題を見ていきましょう。
償還前に売却する場合の利回りは、所有期間利回りといわれ、下記の通り求めることができます。
◎{表面利率(%)+(売却価格-購入価格)/所有期間(年)}/ 購入価格 X 100 ※単位は%
すなわち、{2+(102-104)/2}/104 x 100 = 0.96(%)
そのため、この選択肢は正解となります。
償還前に売却する場合の利回りは、所有期間利回りといわれ、下記の通り求めることができます。
◎{表面利率(%)+(売却価格-購入価格)/所有期間(年)}/ 購入価格 X 100 ※単位は%
すなわち、{2+(102-104)/2}/104 x 100 = 0.96(%)
そのため、この選択肢は誤りとなります。
償還前に売却する場合の利回りは、所有期間利回りといわれ、下記の通り求めることができます。
◎{表面利率(%)+(売却価格-購入価格)/所有期間(年)}/ 購入価格 X 100 ※単位は%
すなわち、{2+(102-104)/2}/104 x 100 = 0.96(%)
そのため、この選択肢は誤りとなります。
所有期間利回り以外にも、直接利回り、応募者利回り、最終利回りがあります。
このうち、毎年のクーポンレートによる利息収入が購入価格に対してどの程度かを測る直接利回り以外は、売買差益とクーポンレートを合算した利回りとなります。
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