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FP3級の過去問 2023年9月 学科 問54

問題

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投資総額5,000万円で購入した賃貸用不動産の年間収入の合計額が270万円、年間費用の合計額が110万円である場合、この投資の純利回り(NOI利回り)は、(   )である。
   1 .
2.2%
   2 .
3.2%
   3 .
5.4%
( FP3級試験 2023年9月 学科 問54 )
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この過去問の解説 (3件)

2

NOI利回り(純利回り、実質利回り)とは

諸経費を考慮して求める投資利回りです。

その計算式は、

(年間収入合計-年間諸経費)/投資総額

になります。

選択肢1. 2.2%

不適切な選択肢です。

選択肢2. 3.2%

適切な選択肢です。

問題文より、

(270万円-110万円)/5000万円

=0.032

=3.2%

となります。

選択肢3. 5.4%

不適切な選択肢です。

単純利回り(表面利回り)になります。

まとめ

単純利回りの計算式は、

年間収入合計/投資総額

となりますので、NOI利回りより大きくなりますが

正確性に欠けます。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

NOI利回りは不動産の収益性を示す指標になります。

計算式は以下のとおりです。

{(年間収入の合計額-年間費用の合計額) / 投資総額}×100

それでは、確認していきましょう。

選択肢1. 2.2%

この選択肢は誤りです。

選択肢2. 3.2%

この問題のNOI利回り計算は以下のとおりです。

{(270万円-110万円) / 5,000万円}×100=3.2%

この選択肢が正しいです。

選択肢3. 5.4%

この選択肢は誤りです。

まとめ

NOI利回りと似たものに表面利回りがあります。

計算のときに間違えないように注意しましょう。

0

純利回り(NOI利回り)は、不動産投資の収益性を示す指標です。計算式は、年間純収入(Net Operating Income、NOI)を投資額で割ったものです。

NOI = 年間収入 - 年間費用

NOI = 270万円 - 110万円 = 160万円

純利回り = (NOI / 投資総額) × 100

純利回り = (160万円 / 5,000万円) × 100 ≈ 3.2%となります。

以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。

選択肢1. 2.2%

冒頭の計算の結果と異なります。

よって不正解となります。

選択肢2. 3.2%

正解です。

冒頭の計算の結果と一致します。

選択肢3. 5.4%

冒頭の計算の結果と異なります。

よって不正解となります。

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