FP3級の過去問
2024年1月
学科 問14

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問題

FP3級試験 2024年1月 学科 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

為替予約を締結していない外貨定期預金において、満期時の為替レートが預入時の為替レートに比べて円高になれば、当該外貨定期預金の円換算の利回りは高くなる。
  • 不適

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この過去問の解説 (3件)

01

外貨預金」は、日本より金利の高い海外の通貨(米ドル、オーストラリアドルなど)で預金するものです。

為替予約を締結していない外貨定期預金では、預けている間に円高が進むと、「為替差損」が生じるリスクがあります

逆に円安が進めば、「為替差益」が生まれます。

 

(例)預入時1ドル=100円

換金時に

円高で、1ドル=80円になると→20円の為替差損→運用利回り低下

円安で、1ドル=110円になると→10円の為替差益→運用利回り上昇

まとめ

「不適」が正解です。

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02

外貨定期預金において、満期時の為替レートが、預入時の為替レートに比べて円高になっていた場合、外貨定期預金の円換算利回りは低くなります。以下の<為替レート変動の例>で確認していきましょう。

 

 

<為替レート変動の例>

条件:預入時と比較して満期時の方が円高

・預入時の為替レート:1ドル100円

・満期時の為替レート:1ドル70円

・預入金額:2万ドル

 

<預入時>

2万ドル✕100円=200万円

円換算額は200万円

 

<満期時>

2万ドル✕70円=140万円

円換算額は140万円

 

 

※200万円-140万円=60万円

満期時に円高になった場合は、60万円の為替差損となります。(円換算の利回りは低くなります)

選択肢1. 適

誤りです。

選択肢2. 不適

正しいです。

まとめ

この問題文は「不適」です。

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03

ポイントとしては、円高と円安について理解しているかになります。

為替予約を締結しているかしていないかで為替レートに影響されるかどうかも変わります。

選択肢1. 適

誤りです。

選択肢2. 不適

正解です。

為替予約を締結していないので、為替レートが変動することで、預金している外貨も変動します。

円高は、円の金額が安くなっており、円安は円の金額が高くなっている状態です。

この場合、外貨を引き出す際に円高になっていれば円の金額が下がっているので、引き出した外貨を円レートに換金しても円の金額が低くなってしまいます。

まとめ

円高と円安は紛らわしいかもしれませんが、自分なりに工夫して覚えてみると良いでしょう。

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