FP3級の過去問
2024年1月
学科 問20

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問題

FP3級試験 2024年1月 学科 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

所得税において、上場株式の配当に係る配当所得について申告分離課税を選択した場合、配当控除の適用を受けることができない。
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この過去問の解説 (3件)

01

上場株式の配当金や、株式投資信託の収益分配金は、「配当所得」に分類されます。

 

配当所得の課税には、以下の方法があります。

・申告せず、源泉徴収されて課税が完了

総合課税を選択(配当控除が受けられます)

申告分離課税を選択(上場株式等の譲渡所得と損益通算ができます)

まとめ

「適」が正解です。

配当控除を受けるためには、総合課税を選択する必要があります。

参考になった数15

02

上場株式の配当に係る配当所得について確定申告を行う場合、「総合課税制度」または「申告分離課税制度」のどちらかを選んで申告します。ただし、配当控除を受けるには「総合課税制度」を選ばなくてはいけません。

 

申告分離課税制度は、配当控除の適用を受けることができませんので、覚えておきましょう。

 

参考までに、申告分離課税制度の税率は20.315%です。

選択肢1. 適

正しいです。

選択肢2. 不適

誤りです。

まとめ

この問題文は適です。

参考になった数7

03

ポイントとして、上場株式などの課税方法について理解しているかになります。

確定申告をするかしないか、どの課税方法で選ぶかによって控除ができるかどうかが変わってきます。

選択肢1. 適

正解です。

上場株式の配当に係る配当所得について申告分離課税を選択した場合は、配当控除ができず、損益通算のみできます。

選択肢2. 不適

誤りです。

まとめ

上場株式などの配当金の課税方法において、確定申告をしない場合は源泉徴収で終了します。確定申告をする場合は総合課税で配当控除になるか、申告分離課税で損益通算できるかになります。

しっかりとパターンに分けて理解して覚えておきましょう。

参考になった数7