FP3級の過去問
2024年1月
実技 問8

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問題

FP3級試験 2024年1月 実技 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

都市計画法に基づく都市計画区域に関する下表の空欄( ア )~( ウ )にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

市街化区域:すでに市街地を形成している区域およびおおむね( ア )年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域
市街化調整区域:市街化を( イ )すべき区域
非線引き区域:( ウ )の定められていない都市計画区域
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この過去問の解説 (2件)

01

「都市計画法」は、計画的な街づくりを行うための法律です。

街づくりを行う必要のある地域を「都市計画区域」といい、都市計画法により街づくりが行われます。

 

都市計画区域は、「市街化区域」「市街化調整区域」「非線引都市計画区域」に分けられます。

市街化区域/すでに市街地を形成しているか、おおむね10年以内に優先的・計画的に市街化をすすめる区域

市街化調整区域/市街化を抑制すべき区域

非線引都市計画区域/その他の区域(市街化区域・市街化調整区域に区分されていない都市計画区域

まとめ

「10」「抑制」「区域区分」が正解です。

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02

計画的な街づくりを行うための法律を「都市計画法」といい、それに準じて計画的に街づくりを行う必要がある地域を「都市計画区域」といいます。

 

そして都市計画法では都市計画区域を、市街化をどんどん進める「市街化区域すでに市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域)」、市街化を抑制する「市街化調整区域」に線引き(「区域区分」という)をし、まだ線引き作業が済んでいない地域を「非線引き区域」としています。

選択肢1. (ア)5   (イ)抑制  (ウ)用途地域

市街化区域は「すでに市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」をいい、市街化調整区域は「市街化を抑制すべき区域」をいいます。

また、都市計画区域内で線引き(区域区分)が済んでいない地域を非線引き区域といいます。

 

選択肢の「(ア)5年」と「(ウ)用途地域」の部分が違うので、この選択肢は間違いです。

 

なお、都市計画区域の中を区域区分よりさらに細かく分け、それぞれの用途(どんな建物が建てられるか)に応じて分類した地域を「用途地域」といいます。

選択肢2. (ア)10  (イ)抑制  (ウ)区域区分

市街化区域は「すでに市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」をいい、市街化調整区域は「市街化を抑制すべき区域」をいいます。

また、都市計画区域内で線引き(区域区分)が済んでいない地域を非線引き区域といいます。

 

(ア)(イ)(ウ)ともに正しいので、この選択肢が正解です。

選択肢3. (ア)10  (イ)調整  (ウ)区域区分

市街化区域は「すでに市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」をいい、市街化調整区域は「市街化を抑制すべき区域」をいいます。

また、都市計画区域内で線引き(区域区分)が済んでいない地域を非線引き区域といいます。

 

選択肢の「(イ)調整」の部分が違うので、この選択肢は間違いです。

まとめ

したがって、答えは「(ア)10(イ)抑制(ウ)区域区分」です。

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