3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級) 過去問
2024年5月
問80 (実技 問20)
問題文
・西川さんの祖父からの贈与 現金370万円
・西川さんの祖母からの贈与 現金180万円

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)試験 2024年5月 問80(実技 問20) (訂正依頼・報告はこちら)
・西川さんの祖父からの贈与 現金370万円
・西川さんの祖母からの贈与 現金180万円

- 36万円
- 58万円
- 80万円
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
西川さんが当年中に贈与を受けた贈与者は、直系尊属である祖父母で、
西川さんは18歳以上であるため(イ)の速算表を用いて計算を行います。
まず、祖父母からの贈与金額の合計は370+180=550万円です。
ここから、基礎控除額である110万円を控除します。
550-110=440万円
この金額に、速算表を用いた計算を当てはめると
贈与税額=440万円×税率20%-控除額30万円=58万円となります。
以上を踏まえ、選択肢を確認します。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
02
西川さんは31歳で祖父母から贈与を受けるため、速算表の(イ)の特例贈与財産が適用となります。
また、祖父母からの贈与額から基礎控除額を引いた課税価格を算出し、その課税価格と速算表を使って贈与税額を計算します。
基礎控除は、贈与者が何人いても同額の110万円となります。
まずは課税価格を求めます。
祖父からの贈与:370万円 + 祖母からの贈与:180万円 - 基礎控除110万円 = 440万円
(イ)の速算表より、贈与税額を求めます。
440万円×20%-30万円=58万円
したがって、この選択肢は誤りです。
まずは課税価格を求めます。
祖父からの贈与:370万円 + 祖母からの贈与:180万円 - 基礎控除110万円 = 440万円
(イ)の速算表より、贈与税額を求めます。
440万円×20%-30万円=58万円
したがって、この選択肢は適切です。
まずは課税価格を求めます。
祖父からの贈与:370万円 + 祖母からの贈与:180万円 - 基礎控除110万円 = 440万円
(イ)の速算表より、贈与税額を求めます。
440万円×20%-30万円=58万円
したがって、この選択肢は誤りです。
特例贈与財産は直系尊属の贈与のみ対象となります。
例えば叔父など、直系でない尊属からの贈与は一般贈与財産として取り扱われます。
参考になった数8
この解説の修正を提案する
03
「贈与税」は、受贈者一人につき毎年1月1日から12月31日までに受け取った贈与財産の合計額に対して課税されます。(暦年課税)
贈与税の基礎控除額は「110万円」で、課税価格から必ず差し引かれます。
贈与の合計が年間110万円に満たない場合には贈与税は課税されず、110万円を超えた部分に課税されます。
西川さんの贈与税額を計算します。
〈手順1〉課税価格を出します。
課税価格=370万円+180万円=550万円
〈手順2〉課税価格から基礎控除を差し引きます。
基礎控除後の課税価格=550万円-110万円=440万円
〈手順3〉速算表にあてはめ、納付税額を算出します。
西川さんは、直系尊属からの「特例贈与財産」の取得となりますので、速算表(イ)を用いて計算します。(特例税率は、一般税率より低くなります。)
贈与税額=440万円(基礎控除後の課税価格)×20%(税率)−30万円(控除額)=58万円
となります。
「58万円」が正解です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問79)へ
2024年5月 問題一覧