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保育士の過去問 平成25年(2013年) 社会福祉 問71

問題

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次の文は、社会福祉従事者の義務や権利に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
   1 .
保育士の守秘義務は、その資格を失っても適用される。
   2 .
保育士が、児童への虐待を発見した場合は、その保護者の同意を得なければ通報できない。
   3 .
民間の児童家庭支援センターの職員には「児童福祉法」による守秘義務はない。
   4 .
親権を行う者のいない入所児童については、入所している児童福祉施設の職員が未成年後見人となる。
   5 .
児童相談所の児童福祉司は、保護者による児童虐待を認めたときは保護者の親権を停止することができる。
( 保育士試験 平成25年(2013年) 社会福祉 問71 )
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この過去問の解説 (3件)

65
正解は1です。

1 ○
児童福祉法第18条には、「保育士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らしてはならない。保育士でなくなった後においても、同様」と規定されています。

2 ×
虐待の通報にあたって、保護者の同意は必要ありません。

3 ×
児童福祉法第44条にて、児童家庭支援センターの職員についても守秘義務が課せられています。

4 ×
児童福祉法第47条によると、親権を行う者のいない入所児童については、入所している児童福祉施設の職員ではなく、長が、親権を行う者または未成年後見人があるに至るまでの間、親権を行うことになっています。

5 ×
児童福祉司が保護者の親権を停止することはできません。親権の停止は、家庭裁判所で審判されます。

付箋メモを残すことが出来ます。
15

1.正しい。児童福祉法18条22(保育士の秘密保持義務)に記載されています。

2.誤り。虐待を発見した場合は保護者の同意を得る必要はありません。守秘義務よりも通告義務の方が上位です。

3.誤り。児童家庭支援センターの職員にも守秘義務はあります。

4.誤り。児童福祉施設の職員に設問のような権限はありません。児童福祉施設の「長」が未成年後見人となります。

5.誤り。児童相談所の児童福祉司に設問のような権限はありません。家庭裁判所の審判により親権喪失・停止が行われます。

よって選択肢1が正解となります。

15
正解は 1です。

2…× 児童虐待防止法第6条に、「児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、これを市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所又は児童委員を介して市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所に通告しなければならない。」との記述がある通り、保護者の同意は不要です。

3…× 児童福祉法第44条の2第2項には、「児童家庭支援センターの職員は、その職務を遂行するに当たつては、個人の身上に関する秘密を守らなければならない。」と記述されています。

4…× 児童福祉法第47条には、「児童福祉施設の長は、入所中の児童等で親権を行う者又は未成年後見人のないものに対し、親権を行う者又は未成年後見人があるに至るまでの間、親権を行う。」との記述があり、入所施設の職員ではありません。

5…× 民法第834条の2第1項には、「父又は母による親権の行使が困難又は不適当であることにより子の利益を害するときは、家庭裁判所は、子、その親族、未成年後見人、未成年後見監督人又は検察官の請求により、その父又は母について、親権停止の審判をすることができる。」との記述があり、児童福祉司に親権を停止する権限はりません。

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