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保育士の過去問「第11455問」を出題

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次の文は、人とのかかわりの発達についての記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
 1 . 
学童期には、子どもは養育者との関係とともに、養育者以外の人をも大事な中心人物として関係を築くようになる。
 2 . 
トレヴァーセン(Trevarthen,c.)は、情動的な一体関係が成り立つ一次的間主観性と、相手の意図を把握する二次的間主観性を区別した。
 3 . 
養育者との関係は、間接的に子どもの仲間関係へ影響を及ぼし、安定した愛着関係を形成している養育者は、子どもの仲間関係を援助する傾向がみられる。
 4 . 
エインズワース(Ainsworth,M.D.S)の愛着のAタイプ(回避型)とCタイプ(アンビバレント型)であった乳児は、その後の社会的適応が難しく必ず問題が生じる。
 5 . 
マーシア(Marcia,J.E.)によれば、自我同一性地位における早期完了(フォークロージャー)型は、自分の目標と親の目標との間に不協和がない。
( 保育士試験 平成23年(2011年) 発達心理学 )

この過去問の解説(3件)

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正解は4です。

エインズワースは、ボウルビィのアタッチメント(愛着)理論に基づいて、母子間の結びつきを3タイプにわけて観察しました。
Aタイプは回避型、Bタイプは安定型、Cタイプはアンビバレント型です。

Aの回避型の子どもは、母親から離されても後追いせず、戻っても甘えないタイプ。

Bの安定型は母親を安全基地としてとらえており、母親がいる場所では一人で遊べるものの、母がいなくなると泣く。しかし戻ると喜び、情緒が安定するタイプ。

Cのアンビバレント型は、母親がいても安心できていないため母親から離れられず、母がいなくなるとさらに混乱してしまい、戻ってもなかなか回復できないタイプ。

AとCのタイプは不安的な愛着状態だといえますが、「必ず問題が生じる」ということはありません。
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正解は4です。

エインズワース(Ainsworth,M.D.S)はボウルビィの愛着理論に基づき、母子間の結びつきを回避型・安定型・アンビバレント型の3タイプに分けました。

・回避型は、母親から離されても後追いせず、戻っても甘えないタイプを指します。
・安定型は、定型は母親を安全基地としてとらえており、母親がいる場所では一人で遊べるものの、母がいなくなると泣く。しかし戻ると喜び、情緒が安定するタイプを指し、情緒面が安定しているといえます。
・アンビバレント型は、母親がいても安心できていないため母親から離れられず、母がいなくなるとさらに混乱してしまい、戻ってもなかなか回復できないタイプを指します。

愛着関係に心配が見られる、回避型とアンビバレン型ですが、将来、社会的適応が難しく必ず問題が生じるとは限りません。
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正解は4です。

ボウルビィのアタッチメント(愛着)理論に基づき、エインズワースは乳幼児の母子間の結びつきを観察・測定するためにストレンジ・シチュエーション法を開発し、子どもの反応を、回避型・安定型・アンビバレント型に分類しました。回避型と・アンビバレント型が不安定な愛着を示しますが、必ず問題が生じるというのは不適切です。
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