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保育士の過去問 平成23年(2011年) 発達心理学 問48

問題

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次の文は、道徳判断の発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 子どもの道徳判断は、既存の道徳を受容する自律的判断から、仲間との対等の関係の中でルールをつくり出そうとする他律的判断へと移行すると、ピアジェ(Piaget,J.)は提唱した。
B コールバーグ(Kohlberg,L.)は、道徳性を正義と公平さであると規定し、その観点にたって児童から成人をも含む道徳性の発達段階を提起した。
C 役割取得とは、他者の立場に置かれた自分を想像することにより、他者の意図や感情を推論することであり、道徳判断の発達とも関連する。
D アイゼンバーグ(Eisenberg,N.)は、向社会的な道徳判断の発達段階を提唱し、すでに幼児期において、内面化された価値によって他者の尊厳を守ろうとする傾向があるとした。
   1 .
A○  B○  C×  D○
   2 .
A○  B×  C×  D○
   3 .
A○  B×  C○  D×
   4 .
A×  B○  C○  D○
   5 .
A×  B○  C○  D×
( 保育士試験 平成23年(2011年) 発達心理学 問48 )
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この過去問の解説 (3件)

12
正解は5です。


Aは×です。ピアジェが提唱したのは、「他律的判断から自律的判断」です。

Bは○です。コールバーグは10歳前後から成人にかけて育つ道徳性の発達について、6段階に分けて説明しました。

Cも○です。道徳的判断を行う前提として、自己中心的ではなく他者の立場に立つという役割取得が身についている必要があります。

Dは×です。「幼児期」ではなく「児童期」が正しい記述です。
向社会的態度とは、見返りを期待せずに、人のためになるような行動をしようとする態度のことです。アイゼンバーグはこの向社会的態度の発達を5段階に規定しました。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

正解は5です。

Aが×…ピアジェが提唱したのは、「自律的判断から他律的判断」ではなく、「他律的判断から自律的判断」です。

Dが×…「幼児期において」ではなく、「児童期において」です。アイゼンバーグは向社会的態度の発達段階を5段階に規定しました。

 ①楽観主義的・実際主義的志向の段階

 ②他者の要求志向の段階

 ③承認・対人志向、紋切り型志向の段階

 ④共感的志向の段階

 ⑤強く内在化された段階

1
正解は5です。

A ピアジェは、子どもの道徳判断は仲間との対等の関係の中でルールをつくり出そうとする「他律的判断」から既存の道徳を受容する「自律的判断」へと移行すると提唱しました。

B 適切です。

C 適切です。

D アイゼンバーグ(Eisenberg,N.)は、向社会的な道徳判断の発達段階を提唱し、すでに「児童期」において、内面化された価値によって他者の尊厳を守ろうとする傾向があるとしました。

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