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保育士の過去問 平成28年(2016年)前期 児童家庭福祉 問56

問題

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次のある保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
M君は、他の保育所から2歳児クラスに転入してきた。もうすぐ3歳になるが、言葉の遅れがみられる。また、保育士が話すことを理解していると感じるときと、理解していないと感じるときがある。母親からは特にM君の言葉の遅れについて診断を受けたなどの報告はない。母親は、忙しい様子でいつも疲れており、送迎時も保育士と挨拶もせず、目を合わすことがない。ある日、保育士が声をかけたのをきっかけに母親がいきなり号泣した。父親はM君が1歳の頃から他県に単身赴任で、母親が孤立した状態になっている。仕事と帰宅してからの家事とM君の世話で疲れ果て、自宅ではM君の泣き声に耐えられず布団をかけてクローゼットに閉じ込めたり、M君の口に無理やり食べ物を押し込んだり、水をかけたりしてしまうとのことであった。

【設問】
この【事例】における保育士の対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  保育士は、M君の言葉の遅れは発達障害によるものであると診断した。
B  母子保健の相談窓口と相談担当者に、母親に事前の了解を得た上で、母親の連絡先を伝えた。
C  母親の訴えを受けとめ、保育所で行っているM君の対応方法を伝えるとともに、家庭での関わり方を母親と一緒に考えた。
D  送迎時に母親が目を合わさないので避けた方がよいと考え、保育士は遠慮して声掛けをひかえた。
E  保育士は、市町村への通告を前提として保育所長と相談した。
   1 .
(A)○  (B)○  (C)×  (D)×  (E)×
   2 .
(A)○  (B)×  (C)○  (D)×  (E)○
   3 .
(A)○  (B)×  (C)×  (D)○  (E)○
   4 .
(A)×  (B)○  (C)○  (D)×  (E)○
   5 .
(A)×  (B)○  (C)×  (D)○  (E)×
( 保育士試験 平成28年(2016年)前期 児童家庭福祉 問56 )
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この過去問の解説 (3件)

10
正解:4

A―×
B―〇
C―〇
D―×
E―〇

A・・・保育士が障害を診断することはできません。

D・・・保育士は積極的に家庭との連携を図らなくてはなりません。

付箋メモを残すことが出来ます。
4
A→誤りです。
障害の判断をするのは保育士ではなく医師です。

B→正しいです。
保護者の育児不安等が見られる場合は、保護者の希望に応じて個別の支援を行うことが求められます。

C→正しいです。
保育所保育士指針にも、日々の子どもの様子を伝え、保護者との相互理解を図るよう努めることが記載されている。

D→誤りです。
保育士は、子どもの保育だけが仕事ではなく、保護者に対する子育て支援も大切な仕事の一つです。

E→正しいです。
困ったことがあれば、1人で判断するのではなく、些細なことでもまずは職員間で相談することが大切です。

2
Aは×です。
保育士は医師ではないので、障害の診断を下すことはできません。

Bは○です。
適切な記述です。

Cは○です。
適切な記述です。

Dは×です。
保育士はさまざまな角度からのアプローチを工夫し、保護者の悩みを共有できる存在になるよう努めなくてはなりません。

Eは○です。
適切な記述です。
保育士は問題を一人で抱えずに、他の職員や上司と問題を共有し相談することが大切です。
また事例は虐待のケースも疑われるので、市町村への通告も義務とされています。

よって正解の組み合わせは4となります。

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