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保育士の過去問 平成28年(2016年)前期 保育の心理学 問99

問題

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次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
N君(4歳、男児)は、3歳の時にけいれん発作を起こし、小児科を受診して、てんかんと診断された。現在は、抗てんかん薬を朝夕2回服用している。服用開始直後から、日中に眠気が強く、お昼寝の時間以外にも眠ってしまう状態が続いている。このことについて母親は、「主治医には相談していないが、昼間に長時間寝てしまうため、夜寝ないので困っています。保育所では、なるべく起こしておいてください」と要望している。てんかん発作は薬の服用後は起きていない。

【設問】
N君への保育所の対応として適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  N君の睡眠の状態について、母親と確認し合う。
B  薬が強いと判断し、朝の薬を中止するよう母親に提案する。
C  保育所の判断で、担当保育士が直接主治医に連絡して相談する。
D  母親の要望に沿い、日中起こしておくようにする。
   1 .
(A)○  (B)○  (C)○  (D)○
   2 .
(A)○  (B)×  (C)○  (D)○
   3 .
(A)○  (B)×  (C)×  (D)×
   4 .
(A)×  (B)○  (C)×  (D)×
   5 .
(A)×  (B)×  (C)○  (D)○
( 保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育の心理学 問99 )
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この過去問の解説 (3件)

19
子どもの命にもかかわってくることなので、保護者・保護者・医療機関と密に情報共有しなければなりません。

A:○ 睡眠の状態など、子どもの園での様子や家庭での様子を伝え合うことはとても重要です。

B:× 勝手に判断し薬についての進言は行わず、園での様子を細かく伝えます。

C:× 勝手に直接主治医に連絡をとってはいけません。必ず保護者をとおします。

D:× 母親の意思や判断のみに従うのではなく、お医者様に相談してもらうようにします。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
正解は3です。

A 適切です。 N君の睡眠の状態について、母親と確認し合い共有することが保育において大切なことです。

B 保育士は医療従事者ではないので、主治医の診断なしに薬の服用を中止することは勧められません。

C 直接主治医に連絡したい場合、保護者の了承を得ることが必要です。

D 母親の要望を優先するのではなく、子どもの体調や健康を優先することが大切です。日中に長時間睡眠を取り、夜に寝ることができないのであれば、昼寝の時間を短くするなど、母親と睡眠について相談、確認し合うことが大切です。

1
正解は3です。

A 〇 適切です。
保護者と子どもの様子について確認し合うことは、保育所の他の場面でも重要です。

B × 不適切です。
保育者は医療従事者ではないので、服薬についての判断をすることはできません。

C × 不適切です。
主治医への相談内容は個人情報に関わる場合もあり、保育所だけの判断で行いません。

D × 不適切です。
母親の要望のみを優先して、子どもの状態を考慮しない対応は不適切です。

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