保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
子どもの保健 問100

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 子どもの保健 問100 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育所の安全管理に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
  • 保育所で事故が起きたら、その様子や行った処置を記録し、必要に応じて事故報告書を作成する。
  • 事故がなぜ起きたか、また、起きそうになったか、保育者間で情報や経験を共有し、話し合う機会をもつ。
  • 保育者は、AED(自動体外式除細動器)について日頃から研修の機会を設けて訓練しておく。
  • 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)の平成26年改正においてAED(自動体外式除細動器)は、保育所に設置することが義務付けられている。
  • AED(自動体外式除細動器)は音声メッセージやランプによって手順を誘導してくれるため、保育所においても必要なときには躊躇せず使用する。

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この過去問の解説 (3件)

01

事故をいかに未然防止するか、再発防止に取り組むか、という視点から考えましょう。

A:○ 記述のとおりです。

B:○ 記述のとおりです。
   情報の共有は事故の未然・再発防止につながります。

C:○ 記述のとおりです。
   「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」には、AED・エピペンなどの実技講習や対処法を身につける講習をとおして、事故防止にかかる職員の資質向上に努めることが、明記されています。

D:× AEDの設置は、義務付けられてはいません。

E:○ 記述のとおりです。
   小児用パッドがある場合はそちらを使用します。ない場合は同士が触れ合わないように注意し、成人用パッドで代用ができます。

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02

正解は4です。

1 適切です。保育所で事故が起きたら、その様子や行った処置を記録し、必要に応じて事故報告書を作成し次に同じことが起こらないよう注意していきます。

2 適切です。事故がなぜ起きたか、また、起きそうになったか、保育者間で情報や経験を共有し、話し合う機会をもち防いでいくことが大切です。

3 適切です。保育者は、AED(自動体外式除細動器)について日頃から研修の機会を設けて訓練しておく必要があります。

4 AED(自動体外式除細動器)は、保育所に設置することが義務付けられているのではなく「推奨」されています。

5 適切です。AED(自動体外式除細動器)は音声メッセージやランプによって手順を誘導してくれるため、保育所においても必要なときには躊躇せず使用します。そのことにより、的確な人命救助を行うことができます。

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03

正解は4です。

1 適切です。
事故防止に必要なことです。

2 適切です。
事故防止につながります。

3 適切です。
定期的な研修が技術向上になります。

4 不適切です。
保育所においてAEDは、設置義務ではなく、厚生労働省より、設置推奨されています。

5 適切です。
AEDは、1歳未満でも使用することが可能です。

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