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保育士の過去問 平成29年(2017年)後期・地域限定 子どもの保健 問111

問題

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次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
5歳の女児。周産期に問題はなく、3歳までの乳幼児健診では、身体発育、運動および言語発達に関して異常を指摘されたことはなかった。4歳で保育所に入所したが、保育所では保育士やほかの園児と全く喋らなかった。ただし会話はないものの、ほかの園児と一緒に遊び、保育士の指示に従って行動することはできた。自宅で家族との会話には問題がないため、両親は保育所から指摘を受けるまで、気づかなかったという。


【設問】
この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
   1 .
知的障害
   2 .
広汎性発達障害
   3 .
吃音
   4 .
選択性緘黙
   5 .
受容性言語障害
( 保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 子どもの保健 問111 )
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この過去問の解説 (3件)

10
正解は4です。

解答のポイントとしては、
・身体・言語等の発達に問題がなかったこと
・自宅で家族との会話ができていること
・保育士の指示を聞くことができ、子ども同士の関わりが持てていること
・保育所や友達など特定の人物との会話がないこと
が挙げられます。
選択性緘黙は、場面緘黙とも呼ばれ、特定の場所や状況で話すことができないという症状を持ちます。ですので問題文の答えは4が適当です。

以下は補足です。

・知的障害は言語発達や知能発達に遅れが見られそれが社会生活に制約がある状態を指します。
・広汎性発達障害とは、強いこだわりやコミュニケーション能力や対人関係に問題が見られ、それが社会生活に支障をきたす状態のことを言います。
・吃音とは発音が流暢にできないなど、言語発達の障害の一つです。
・受容性言語障害は言葉の理解ができていないために発語にも障害を与えてしまい支障が出てしまう状態のことを言います。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
・身体発育、運動および言語発達に関して異常を指摘されたことはなかった点
・自宅で家族との会話には問題がない点
・保育所では保育士やほかの園児と全く喋らなかった点

これらの点から4の選択性緘黙が正解です。
特定の状況においてのみ沈黙してしまうという事がポイントです。

1
正解は「4、選択性緘黙」です。

チェックポイント
家庭では通常の会話が出来ているが、保育現場ではその様子が見られないことです。

他の選択肢は以下のような点から適切ではないとされます。

1、知的障害
3歳児検診で言語発達に異常がなかった点
2、広汎性発達障害
周りの子と遊ぶことが出来る、コミュニケーションが取れる点
3、吃音
家庭では通常通り会話が出来ている点
5、受容性言語障害
保育者の指示に従って行動できる点


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