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保育士の過去問 平成30年(2018年)後期 子どもの食と栄養 問138

問題

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次の文は、食物アレルギーの栄養食事指導の原則に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  必要最小限の除去とし、過剰な除去を避ける。「念のため」「心配だから」という理由だけで除去をしない。
B  安全性の確保のため、アレルゲンが混入しないように十分な誤食防止対策をとる。周囲にも対応方法を理解してもらう。
C  栄養面への配慮として、食物除去による栄養不良を未然に防ぐため、定期的に栄養評価を行う。
D  家族のQOL維持のため、個々の患者、家庭環境に応じた指導をする。
   1 .
○  ○  ○  ○
   2 .
○  ×  ○  ×
   3 .
×  ○  ×  ○
   4 .
×  ○  ×  ×
   5 .
×  ×  ○  ○
( 保育士試験 平成30年(2018年)後期 子どもの食と栄養 問138 )
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この過去問の解説 (3件)

4
正解は1番です。

A  適切です。
自己判断で除去を続けると、栄養不足につながる可能性があります。除去は、治療の一部なので、専門医の指導に従います。

B  適切です。
誤飲を防ぐためには、周りの協力が必要になります。同じ仲間を見つけることで、子どものアレルギーと上手に付き合っていくことができるといわれています。

C  適切です。
成長とともに、アレルゲンに対する取組み方が変わってきます。定期的に受診する必要があります。

D  適切です。
QOL(Quality of Life)は、「人生の質」、「生活の質」などと訳されることが多く、私たちが生きる上での満足度をあらわす指標のひとつです。
アレルギー児をもつ母親は、一般的よりもQOLが低いという報告がされています。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
正解は1です。

A ○ 適切です。
食物アレルギーの症状には個人差があります。
「食べて本当に症状が出るものだけを除去する」という必要最小限の原因食物の除去が基本です。

B ○ 適切です。
総務省の平成27年の報道発表によると保育園や幼稚園の約9割に食物アレルギー児が在籍しています。
誤食事故を起こさないためには周囲の理解や配慮が欠かせません。

C ○ 適切です。
小児期に発症した鶏卵、牛乳などの食物アレルギーは、成長とともに治っていくことが多いです。
定期的に検査を受け、食べられる範囲や量を確認することは大切です。

D ○ 適切です。
食物除去は家族の負担も大きくなります。
生活の質という観点からその家族に適した対応が求められます。
 

1
Aの記述は適切です。
保護者の心配や不安から、一般的に食物アレルギーの頻度の多い食物を不要に避けたり除去することは適切ではありません。医師の正しい診断に基づいた必要最小限の除去とすることが大切です。

Bの記述は適切です。
本人がアレルゲンをとらないように気をつけるだけでなく、周囲にも相談し、対応方法を話し合ったり理解してもらうことが大切です。

Cの記述は適切です。
除去食物がある場合でも、主食・主菜・副菜・のバランスを考えて、さまざまな食品を取り入れた食事をするようにします。定期的に体重増加不良等の成長障害がないかを確認し、認められる場合には検査値や食事記録などをもとに、主治医とともに対策を検討しなければいけません。

Dの記述は適切です。
患者や保護者の抱える食生活に関する悩みや思いを受け止め、その内容を整理し解消するために、情報提供や支援を行う必要があります。


よって正解の組み合せは全て○の1となります。

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