保育士の過去問
平成25年(2013年)
社会的養護 問34
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問題
保育士試験 平成25年(2013年) 社会的養護 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、児童相談所に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 児童相談所は、各都道府県、政令指定都市、中核市に設置義務がある。
B 児童相談所の設置は、人口20万人に1か所程度とされており、平成23年12月現在、全国に635か所設置されている。
C 平成23年度、全国の児童相談所の相談受付件数の相談の種類で、最も多いのは児童虐待相談等を含む「養護相談」である。
D 児童相談所で行われる判定の為の診断には、「社会診断」、「心理診断」、「医学診断」、「行動診断」、「その他の診断」がある。
A 児童相談所は、各都道府県、政令指定都市、中核市に設置義務がある。
B 児童相談所の設置は、人口20万人に1か所程度とされており、平成23年12月現在、全国に635か所設置されている。
C 平成23年度、全国の児童相談所の相談受付件数の相談の種類で、最も多いのは児童虐待相談等を含む「養護相談」である。
D 児童相談所で行われる判定の為の診断には、「社会診断」、「心理診断」、「医学診断」、「行動診断」、「その他の診断」がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
A ×
児童相談所の設置義務が課せられているのは、各都道府県・政令指定都市です。
中核市は児童相談所を設置することができますが、設置義務は課せられていません(児童福祉法第12条、第59条の4)。
B ×
児童相談所の設置は、人口20万人に1か所ではなく、人口50万人に最低1か所程度が必要だとされています(児童相談所運営指針の改正について)。
また、平成23(2011)年12月時点で設置されている児童相談所の数は、全国で206か所です。
C ×
最も多い相談は「養護相談」ではなく、「障害相談」です。
D ○
適切な記述です。
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02
設置義務・任意設置を覚えておけばスムーズに解答が導き出せると思います。婦人相談所、各更生相談所なども併せて確認をしておきましょう。
A.誤り。児童相談所は各都道府県、指定都市に設置義務です。中核市は「可能」となっています。
B.誤り。設問Aの答えが分かれば何となく想像は付くかと思います。各都道府県47、指定都市、中核市を合わせてH23.12月現在206カ所設置されています。
C.誤り。相談内容は最も多いのは障害相談で次に虐待相談・養護相談の順です。
D.正しい。正しい説明です。
よって×××○となり選択肢5が正解となります。
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03
A:×
設置義務が課せられているのは都道府県、指定都市です。中核市は「設置できる」という規定です。
B:×
人口50万人に最低1か所程度とされています。
C:×
最も多い相談内容は「障害相談」です。「養護相談」、「育成相談」と続きます。
D:〇
児童福祉司、相談員等による社会診断、医師による医学診断、児童心理司等による心理診断、保育士、児童指導員等による行動診断、その他の診断を基礎として総合診断が行われます。
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