保育士の過去問
平成25年(2013年)
児童家庭福祉 問55
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問題
保育士試験 平成25年(2013年) 児童家庭福祉 問55 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、わが国の母子保健等の実態に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「地域保健・健康増進事業報告」(平成23年度)によれば、市区町村に妊娠の届出をした者のうち、届出の時期が妊娠満20週以降であったものが1%を超えている。
B 日本産科婦人科学会の調査によれば、平成22年の体外受精・胚移植等による出生児は、全出生児数の1%に満たない。
C 「衛生行政報告例」(旧・母体保護統計報告)によれば、平成23年の20歳未満の人工妊娠中絶件数は、平成17年に比べて増加している。
D 「学校保健統計調査」(平成23年度)によれば、肥満傾向にある6歳児の割合は男女ともに10%を超えている。
A 「地域保健・健康増進事業報告」(平成23年度)によれば、市区町村に妊娠の届出をした者のうち、届出の時期が妊娠満20週以降であったものが1%を超えている。
B 日本産科婦人科学会の調査によれば、平成22年の体外受精・胚移植等による出生児は、全出生児数の1%に満たない。
C 「衛生行政報告例」(旧・母体保護統計報告)によれば、平成23年の20歳未満の人工妊娠中絶件数は、平成17年に比べて増加している。
D 「学校保健統計調査」(平成23年度)によれば、肥満傾向にある6歳児の割合は男女ともに10%を超えている。
- A○ B○ C○ D×
- A○ B○ C× D○
- A○ B× C× D×
- A× B× C○ D○
- A× B× C× D○
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この過去問の解説 (4件)
01
A ○
「地域保健・健康増進事業報告」によると、平成23年度に妊娠の届け出をした人のうち、妊娠満20週以降の人は全体の1.6%でした。
B ×
平成22年度の日本産科婦人科学会の調査報告によると、体外受精で出生した子どもは、全体の2.7%でした。
C ×
「衛生行政報告例」(旧・母体保護統計報告)によれば、平成17年の人工妊娠中絶数は30,119件でしたが、平成23年は20,913件に減少しています。
D ×
平成23年度の「学校保健統計調査」によると、肥満傾向にある6歳児は、男子で3.75%、女子で3.93%で、いずれも10%以下です。
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02
1 「地域保険・健康増進事業報告」(平成23年度)によると、市区町村に妊娠の届出をした者のうち、届出の時期が妊娠満20週以降であったものは、満20~27週が0.9%、28週~分娩までが0.5%、分娩後が0.2%で合計すると1.6%である。
2 平成22年の総出生児数は1.071.304人、体外受精・胚移植等による出生児数は28.945人で、総出生児数の2.7%を占める。
3 「衛生行政報告」によると、平成23年の20歳未満の人工妊娠中絶件数は20.903件であり、平成17年の30.119件より減少している。
4 「学校保健統計調査」によると、平成23年度に肥満傾向にある6歳児の割合は、男子3.75%、女子3.93%と、どちらも10%以下である。
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03
B.誤り。「不妊治療をめぐる現状」によると総数1071304のうち28945であり2.7%である。
C.誤り。平成17年 30119人、平成23年20903人でしたので減少しています。
D.誤り。男子6歳3.75%、女子6歳3.93%です。
10%を超えるのは男子12歳で10.25%
女子は12~17歳で7~8%台となっています。
よって○×××となり選択肢3が正解となります。
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04
B…× 日本産科婦人科学会の調査によれば、平成22 年の体外受精・胚移植等による出生児は、全出生児数の2.7%でした。
C…× 「衛生行政報告例」によれば、平成23 年の 20 歳未満の人工妊娠中絶件数は、20,903件であったのに対し、平成17年が30,119件であるので、減少していることが分かります。
D…× 「学校保健統計調査」(平成23 年度)によれば、肥満傾向にある6歳児の割合は、男児が3.75%、女児が3.93%です。
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