保育士の過去問
平成25年(2013年)
社会福祉 問67

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問題

保育士試験 平成25年(2013年) 社会福祉 問67 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、ファミリーサポートセンター事業に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A ファミリーサポートセンター事業は国の制度であるが、住民同士の相互援助契約に基づくものであるため、基本的にはその相互援助活動の活動報酬を市町村が費用負担するものではない。
B ファミリーサポートセンターは、地域子育て支援センターに併設されるので、援助提供者がセンターの施設内で子どもの預かりをする活動が中心となっている。
C ファミリ-サポートセンター事業は、当初から病児・病後児の預かりを相互援助活動の柱の一つとしているので、ほとんどの市町村でその預かりを実施している。
D ファミリーサポートセンター事業において、家庭の収入に合わせた減免対応が義務付けられており、ひとり親家庭に関しては費用が免除される。
  • A○  B○  C×  D○
  • A○  B×  C○  D○
  • A○  B×  C×  D×
  • A×  B○  C○  D○
  • A×  B○  C×  D○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

A ○
適切な記述です。
ファミリーサポートでは、依頼者はサービスの提供者へ直接料金を支払います。市町村は依頼者と提供者のセッティング等の調整はしますが、費用の負担はしません。

B ×
ファミリーサポートセンターは地域子育て支援センターと併設になっているとは限りません。
子どもを預かる場所に関しても、施設内よりも、提供会員や依頼会員の自宅での保育が中心となっています。

C ×
ファミリーサポートは1994年から実施されていますが、病児・病後児の預かりが始まったのは2009年からです。また、現在すべてのサポートセンターで病児・病後児の預かりが行われているわけではなく、2012年度ではファミリーサポートを行っている699市区町村のうち、129市区町村に限られています。

D ×
ファミリーサポート事業において、収入に合わせた減免対応は義務づけられていません。

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02

A.正しい。依頼会員と提供会員に分かれます。ファミリサポートセンターでアドバイザーが双方の調整を行います。活動後は報酬を提供会員に支払う仕組みになっています。

B.誤り。必ずしも子育て支援センターに併設されているものではありません。
役場や児童センター、交流センターなど様々なところにサポートセンターは点在しています。

C.誤り。市町村の実施状況はH25度ですと基本事業738市町村のうち病児・緊急対応強化事業をおこなっているのは132市町村となっています。

D.誤り。ひとり親家庭での費用免除はありません。

よって○×××となり選択肢3が正解となります。

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03

正解は 3です。

B… ファミリーサポートセンターは、地域子育て支援センターに併設されているとは限りません。

C…× ファミリーサポートセンター事業は、平成6(1994)年に始まりました。病児・病後児の預かりが開始されたのは、平成21(2009)年からです。

D…× ファミリーサポートセンター事業においては、家庭の収入に合わせた減免対応は義務付けられていません。

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