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保育士の過去問 平成25年(2013年) 保育の心理学 問84

問題

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次の文は、子どもの認知的発達についての記述である( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

・子どもが、雷が鳴っているのを「空が怒っている」と表現したりすることを( A )とよび、これをピアジェ(Piaget, J.)は自他が未分化なためであるとした。
・目の前にない物を、別の物で表現することは( B )とよばれ、想像力やことばの発達の基礎をなすと考えられる。
・ヴィゴツキー(Vygotsky, L.S.)によると、活動に熱中している時に発する子どもの「ひとりごと」は、思考のための言葉、つまり( C )への移行途中のものである。
・乳児が自分のおもちゃなどの、見えなくなった物を探したりするようになる背景の一つには、( D )の理解がある。

【語群】
ア 顔認識    イ アニミズム  ウ 内言  エ 物の永続性
オ 保存の概念  カ 象徴機能   キ 外言  ク 言語機能
   1 .
Aア  Bカ  Cウ  Dエ
   2 .
Aア  Bク  Cキ  Dオ
   3 .
Aイ  Bカ  Cウ  Dエ
   4 .
Aイ  Bカ  Cキ  Dオ
   5 .
Aイ  Bク  Cキ  Dエ
( 保育士試験 平成25年(2013年) 保育の心理学 問84 )
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この過去問の解説 (3件)

63
正解は3です。

A イ:アニミズム
アニミズムとは、すべてのものに生命があるとする考えのことです。

B カ:象徴機能
このような象徴機能は生後1歳半頃にみられるようになってきます。

C ウ:内言(ナイゲン)
ヴィゴツキーは言語の発達について「外言」と「内言」を区分して考えました。思考力が未熟なうちは、ひとりごとなどで言葉を発しながら(外言)、だんだんと心の中で思考をまとめることができるようになる(内言)と考えました。

D エ:物の永続性
たとえ見えていなくても、その物は存在しているという概念のこと。生後8か月くらいで獲得するといわれています。

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21
A(イ アニミズム)物活論とも呼ばれ、ピァジェにより提唱。保育実習理論の造形分野でもこの用語は出題されています。

B(カ 象徴機能)現実にはない物事を他のものに置き換え表現する働きが象徴機能となっています。ごっこ遊びが代表的。

C(ウ 内言)ウィゴツキーによると、人間の発話レベルを内言と外言に分類。内言とは音声を伴わない内面化された言語、この不完全な内言が幼児期の独り言であるとウィゴツキーは考えました。

D(エ 物の永続性)視界から消えた対象が存在し続けていると認識する能力の事を言います。ピァジェが提唱しました。
例えば、目の前にオモチャがありこのオモチャが見えている時は視界に入り認識します。
このオモチャにタオルを掛けて隠してしまえば見えなくなりますが、自分自身は、そこにオモチャがあることを理解しています。これが、物の永続性を獲得しているから分かる事となります。

よって、イカウエとなり選択肢3が正解となります。

11
正解は3です。

アニミズム・・・「全ての物に生命が宿っている」とする考えである。

象徴機能・・・あるものを別のもので表すことであり、代理機能や記号的機能とも呼ばれている。

内言・・・外にむかって発せられない言語のことで、思考過程をコントロールするはたらきをする。

物の永続性・・・物体が視界から消えたあとも、空間内のどこかに存在し続けているとする理解のことであり、生後8か月頃に獲得する概念である。

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