保育士の過去問
平成25年(2013年)
子どもの保健 問102
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問題
保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの保健 問102 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「2012年改訂版 保育所のおける感染症対策ガイドライン」(厚生労働省)による保育現場における衛生管理についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 逆性石けんは、大部分のウイルスに有効である。
B 日常的に職員の手洗いの励行と、そのたびに手指の消毒をしなければならない。
C 次亜塩素酸ナトリウムは、多くの細菌やウイルスに有効である。
D 消毒用アルコールは、ノロウイルスに有効である。
E 歯ブラシやタオル、コップなどの日用品は個人用とする。
A 逆性石けんは、大部分のウイルスに有効である。
B 日常的に職員の手洗いの励行と、そのたびに手指の消毒をしなければならない。
C 次亜塩素酸ナトリウムは、多くの細菌やウイルスに有効である。
D 消毒用アルコールは、ノロウイルスに有効である。
E 歯ブラシやタオル、コップなどの日用品は個人用とする。
- A B
- A C
- B D
- C E
- D E
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この過去問の解説 (3件)
01
A ×
逆性石けんは大部分の細菌には有効ですが、ウイルスには効果がありません。
B ×
日常的な手洗いは必要ですが、消毒の必要はありません。おう吐物や便などの処理の後には消毒を行います。
C ○
次亜塩素ナトリウムは、アルコールが効かないノロウイルスなどのウイルスにも有効に働きます。
D ×
消毒用アルコールは、ノロウイルスには効果がありません。
E ○
歯ブラシやタオルなどの日用品の貸し借りは、感染を防ぎ衛生を保つという側面からも避けなければなりません。
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02
以下、不正解選択肢についての補足
A:逆性せっけんは結核菌やウィルスの多くに対しては有効でない.
B:これ自体は不適切ではないが、Bが含まれる唯一の組み合わせである選択肢3『BとD』についてDが不正解であるので組み合わせとして不適である.
D:逆性せっけんと同様、消毒用アルコールに対してもウィルスは抵抗力が強く、したがってノロウィルスに対して有効ではない.
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03
A 逆性石けんは細菌等には効果が期待されますがウイルスには効果がありません。
B 日常的な手洗いは必要ですが消毒までは義務化されていません。ただし、感染症が流行している時や食事の前、嘔吐物等の処理をした後は手指の消毒が必要です。
C 適切です。次亜塩素酸ナトリウムは、多くの細菌やウイルスに有効であると言われています。
D 消毒用アルコールはノロウイルスには効果がありません。ノロウイルスに効果的なのは次亜塩素酸ナトリウムです。
E 適切です。歯ブラシやタオル、コップなどの日用品は個人で用意してもらった方が、衛生的に良く、感染症の予防にもなります。
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